吹石一恵がデビューして間もないころ、清純派女優として、中高年が読者層のグラビアを飾るの見て、それほどの美人ではないのに、なぜ、あちこちから仕事が舞い込むのが不思議だという意味のことを言っていたので、理由を説明した。
元・近鉄バファローズの内野手である吹石徳一(ふきいしとくいち)の娘だからである。あのいかつい顔の吹石徳一から、あのくらいに素晴らしい容姿の娘さんがいれば、実際の美人度の5割増しに見える。
週刊誌の編集者は、「吹石一恵そのもの」を見ているのではなく、「吹石徳一の娘なのに美しい一恵さん」として見ていた。この視点がわからなければ、謎のグラビア起用としか思えなくなる。
逆に、父親が優男(やさおとこ)系の美男子の場合、その娘が可愛(かわい)くても、美人でも、3割減の評価になってしまう。
母親の場合は、ややこしい。
母親が娘よりずっと美人である場合、自分はこの娘(こ)のことを綺麗(きれい)だと思っていたが、それほどでもなかったんだと思ってしまう。
反対に、母親がデブで不細工(ぶさいく)で、かつ、若いころの写真が今の娘と似ていた場合、つきあっている男性は「この娘(こ)も将来はこうなっちゃうんだろうか?」と苦悶(くもん)する。
娘の将来を考えると、「いかつい顔つきの父親」がいちばんであるようだ。
ところで、吹石一恵と福山雅治とが結婚したそうだが、福山雅治が15歳のとき、吹石徳一は近鉄バファローズの現役選手だった。
まさか「いかつい顔つきの父親マジック」に嵌(はま)ったんじゃないよね。
http:/m.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/11/05/jpeg/G20121105004492050_view.jpg
0 件のコメント:
コメントを投稿