2013年8月6日火曜日

「万引き」の語源あるいは由来など

「万引(まんび)き」とは「間引(まび)く」に由来するものである。

「間引く」は、稠密(ちゅうみつ)に育った野菜などを、適切に成長させるために、生育のよくないものを取り除くことによって、残りの野菜がよく育つようにするためのものである。適度な間隔がなければ、うまく成長しないのである。

「間引く」の連用形「間引き」→「まびき」に「ん」がついて「まんびき」となり、当て字で「万引き」となった。

2013年8月5日月曜日

「ナイーブnaïve」は「傷つきやすい」という意味ではない。

「ナイーブnaïve /nai:v/」は「傷つきやすい」という意味ではなく、「素朴(そぼく)な」という意味である。素朴な人は傷つきやすい側面があるので、文脈(ぶんみゃく=コンテキスト)から「傷つきやすい」と思った人が多かった。


naïveはフランス語の形容詞naïf /naif/ の女性形である。フランス語では、-ai-は /ɛ/ (エ)と発音するので、/ai/ と読ませたいときには、--と綴(つづ)る。ことばにこだわる英米人はnaïveと綴るが、べつに、naiveとしてもよい。

「傷つきやすい」は、一般の英語ではvulnerable /vʌ'ln(ə)rəbl/である。

ナイーブという語の使い方や綴り方で、その人が一定レベル以上に英語ができるのかどうかがわかる。


2013年8月4日日曜日

インターナショナル=スクールに通う中学1年生が第2言語にフランス語を選択したので、今日からフランス語の授業をしたら……。

インターナショナル=スクールに通う生徒が9月から中学1年生になるにあたって、第2言語にフランス語を選択したので、フランス語の授業をした。

すると、中高一貫校の進学校に通う生徒たちも含めて、いつもよりも、静かに勉強していた。中学1年生からフランス語を勉強することに驚いたそうである。

しかしながら、私が早稲田大学第一文学部の学生だったとき、学生数が60人の自分のクラスでは、少なくとも1割以上は、中学1年生あるいは高校1年生からフランス語を勉強していた学生がいた。このことを指摘すると、中高一貫校の進学校の生徒でもびっくりする。

以下の記事も参照してもらいたい。
Link→早稲田大学第一文学部で、フランス語のクラスでは、中学1年生あるいは高校1年生からフランス語を勉強している学生が1割以上いた。

2013年8月3日土曜日

地頭(じあたま)がよくても勉強しなければならない事例:将棋とオセロ=ゲーム

2013年7月21日投票の参議院議員選挙で上智大学出身の元・フジテレビ社員の参議院議員が落選していた。米長邦雄王将の甥(おい)である米長晴信である。

私は彼と将棋(しょうぎ)を指して、30手くらいで詰まれた。じつは駒の動かし方しか知らなかったのだが、自信満々な態度で、「アマチュアで5段、プロでいえば2段くらいらしいな、俺と勝負しないか」と言ったところ、こいつはできるのかもしれないと彼は勘違(かんちが)いしたようである。

だから、わけのわからない手を打ったが、自信満々で挑(いど)んできたのだから、なにか深い考えたあるのかもしれないと考えたらしい。まったくの素人(しろうと)相手に30手くらいかかったわけだ。こっちが駒の動かし方しか知らないということを知っていれば、20手以下で軽く詰められたであろう。

一方、そのあと、彼とオセロ=ゲームをしたら、64対0のパーフェクト勝ちだった。

将棋指(しょうぎさ)しというものは、形勢が不利になると、熟考(じゅくこう)するのだが、その場合、正坐(せいざ)して、盤面(ばんめん)を見つめる。そういう癖がついているのであろう。オセロ=ゲームをする者は、形勢が不利になっても、正坐(せいざ)はしない。

事(こと)ほど左様(さよう)に、地頭(じあたま)がよくても、きちんと勉強しなければ、勉強した人物にはさっぱり敵(かな)わないということであるとして、ときおり、この話をする。

オセロ=ゲームで初段すら取っていない掃除機先生にパーフェクト負けをするような人が国会議員なのは不安だと言った生徒が少なからずいた。

2013年8月2日金曜日

小林綾子:『おしん』での演技を評価されて……。

小林綾子(こばやしあやこ)はNHKの朝の連続ドラマ『おしん』で、主人公の少女時代を演じた。

『おしん』での演技を評価されて、交換留学生になり、アメリカ合衆国に留学している。

『おしん』での演技を評価されて、練馬区が主催する時代行列の第2回照姫(てるひめ)まつりの照姫に起用される。照姫とは、石神井城主(しゃくじいじょうしゅ)・豊島泰経(としまやすつね)の娘であるが、マイナーすぎて、練馬区民しか知らない。

『おしん』での演技を評価されて、立命館大学文学部英文科に推薦合格し、卒業する。立命館大学はおしんの出身校であると宣伝している。

『おしん』での演技を評価されて、数々の舞台やドラマや映画に起用される。

『おしん』での演技を評価されて、女優として多忙な日々を送り、すれ違いの生活が続き、2010年、離婚する。

2013年8月1日木曜日

帝国陸軍航空審査部 坂井雅夫少尉:「キ61の神様」と呼ばれた男 その1

坂井雅夫少尉は地上勤務者、すなわち整備兵であった。帝国陸軍少年航空兵第1期技術生徒であった。当時の地名で、和歌山県伊都郡橋本町(現在の和歌山県橋本市)の出身である。

以下、階級は面倒臭いので終戦時の階級で表記する。

坂井雅夫少尉は並(な)みの整備兵ではなかった。まず、つぎの3点を挙げておこう。

1) 満州時代かなにかで、部品がなかったので、水道管やその他、日用品を使って、戦闘機だか、爆撃機だかを飛べるようにしたことがある。

2) 帝都防衛(ていとぼうえい)を担(にな)う陸軍航空第244戦隊がキ61三式戦闘機「飛燕」の整備で苦戦しており、相談を受けた「整備の神様」と呼ばれた刈谷正意大尉(かりやまさいたいい)に推薦され、指導したところ、戦時稼働率が80%になった。現在、現時点で整備能力が世界最高である航空自衛隊が平時稼働率90%で、アメリカ合衆国空軍の平時稼働率が80%で、アメリカ合衆国海軍の航空部隊の平時稼働率は空軍のそれより遙(はる)かに劣(おと)るとされる。40%くらいらしい。またニューギニア戦線の三式戦闘機「飛燕」の稼働率は、ひどいときには25%だったり、あるいは、0%だったりした。当時の物資供給や工作技術からすると、液冷式の戦闘機の戦時稼働率80%は驚異的な数字なのである。

3) 支那でP-51CマスタングMustangを鹵獲(ろかく)した。当初、日本へ海上輸送しようと、とりあえず、適当に分解してバラバラにした。ところが、潜水艦の攻撃の可能性が高いから海上輸送はやめることになった。より安全な空輸、つまり、現地で修理・整備を行ない、その機体を操縦(そうじゅう)して本土に運ぼうということになった。修理・整備の担当として、坂井雅夫少尉が派遣(はけん)された。敵国の戦闘機であるのだから、当然のことだが、設計図もなしに、初見(しょけん)で、ばらばらのP-51Cマスタングの機体を組み上げ直し、きちんと飛べるようにした。

この3点だけでもすごいが、実はもっとすごいぞ。

帝国陸軍航空審査部 坂井雅夫少尉:「キ61の神様」と呼ばれた男 その2


自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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