2014年5月21日水曜日

本田宗一郎の邸宅(ていたく)周辺における駐車場の様子(ようす)

本田技研工業株式会社の創設者である本田宗一郎(ほんだそういちろう)は、新宿区西落合に邸宅(ていたく)を構(かま)えた。

あるとき、哲学堂公園に行くときに、本田宗一郎の邸宅も見ようと思った。

今は、息子である本田博俊(ほんだひろとし)のものである。

邸宅には少なくとも3台分の車庫があった。

それも、ちゃんとした屋根つきであり、シャッターのような安物ではない開閉口(かいへいこう)となっているものだった。

敷地が無茶苦茶(むちゃくちゃ)広い。

新宿区西落合の相場からすると、土地だけで20億円くらいはしそうだった。

本田宗一郎に関する書物によれば、敷地内には、池があるそうだ。

ちょっとした滝と池がしつらえてあって、動力によって水がぐるぐると回って、水が流れるようになっている。

本田宗一郎は、その池に鮎(あゆ)を放(はな)ち、客自身が釣(つ)った鮎をご馳走(ちそう)した。

客が鮎を釣れないと食べられない趣向(しゅこう)であった。

そんな施設(しせつ)があるのだから、土地だけで20億円くらいというのも当然であろう。

ところで、本田邸の周辺を散歩したときに、気づいたことがある。

本田邸の周辺の駐車場(月極(つきぎめ)などを含む)には、ホンダ車がないのである。いや、1台だけはあった。

どうやら、新宿区西落合という富裕層(ふゆうそう=金持ち)が住むところでも、自分が本田技研工業の自動車を買うと、そのことによって、株主への配当で本田博俊にお金が行くのが悔(くや)しくて、ホンダの自動車は買わないらしい。

しみったれた連中だな。

ホンダのスーパーカーであるNSXとか、世界初の楕円(だえん)ピストン=エンジン搭載(とうさい)のロードスポーツバイクであるホンダNRなど、図抜(ずぬ)けたものを買ったほうが太っ腹(ふとっぱら)という感じがしていいと思うのだけどね。

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早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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