2009年6月5日金曜日

17の自乗(2乗)が289であることの憶え方

 高校受験用の数学の問題集で、約分や素因数分解では、17の自乗(2乗)を憶えていると、計算でまごつかなくなる。一般には、11の自乗(2乗)から20の自乗(2乗)は憶えておくようにと、中学校の教師は指示するが、20の自乗(2乗)は400ということがわかるので、実際には、11の自乗(2乗)から19の自乗(2乗)まででよい。
 実際には、17の自乗(2乗)で、つっかえる生徒が多い。
 そこで、17の自乗(2乗)を語呂合わせで憶えるのを考えた。

稲庭饂飩(いなにわうどん)、喰う?

 い(1)な(7)に(2)(8)、うどん、く(9)う?

 正仮名遣い(せいかなづかい=旧仮名遣い)だと、

 いなにうどん、くふ?
 い(1)な(7)に(2)(8)、うどん、く(9)ふ?

 これは憶えやすいぞと思ったが、うちの生徒は、だれも「稲庭饂飩」を知らなかった。
 素麺(そうめん)でいうと、「揖保乃糸(いぼのいと)」ほどではないにしても、「三輪素麺(みわそうめん)」よりは知名度があると、個人的には思っていたので、ちょっとびっくりした。

 それにしても、自乗(2乗)の数って、計算していれば、自然に憶えてしまうものだと思うのだけど。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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