昨年の春先のワールド=ベースボール=クラシック(WBC: World Baseball Classic)の様子から、なんだかんだと、日本人は野球が好きな国民だと思っていた。
日本でサッカーが盛り上がったので、Jリーグが発足した当初の一時期と、日本代表が強いとマスコミに錯覚させられたFIFAワールド=カップのときくらいだった。今回のFIFAワールドカップに関しては、日本代表は3戦全敗すると予測する評論家やジャーナリストが多く、まったく盛り上がらない大会になった。
ところが、日本対カメルーンの視聴率が異常に高い。試合は見ていないが、守備的で、サッカー通でなければ退屈な試合だったらしい。それが49.1%の視聴率だ。
サッカーは世界的なスポーツで、競技人口から考えると、FIFAワールド=カップで1次リーグ突破、つまりベスト16に入るだけでも、ワールド=ベースボール=クラシックで優勝するよりも大したものだろう。
そんなことから、こう考えた。
日本人は、日本代表が強いときだけ、一時的に、そのスポーツのファンになる。
なんか、いやな国民性だな。
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