諺(ことわざ)というよりは俚諺(りげん:民間で言い慣わされている諺)に近いのだろうが、つぎのものも紹介した。
美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる
この諺(ことわざ)あるいは俚諺(りげん)がそれほどおもしろいとは思わないのだが、小学生たちにバカウケしていた。思い当たる節(ふし)があるようだ。
すると、ある女子生徒が父親に何日くらいで飽(あ)きたかを訊(き)こうと言った。
うーん、これはまずいような気がする。
ちょっとシミュレーションしてみると、こうなるのではないだろうか?
「ねえ、美人は3日で飽きるけど、ブスは3日で慣れるっていうけど、お父さんは何日くらいで飽きた?」
これは、答えるには辛(つら)い質問だろう。
まず、お母さんは美人だと主張しようとして、「1日で飽(あ)きた」と答えると「そんなにも早く飽きたの!?」と娘から反感を抱(いだ)かれてしまう。
かと言って、「まだまだ飽(あ)きていないぞ」と答えると、「お母さんのこと、綺麗(きれい)だと思っていないの!?」となってしまう。
なお、男子小学生は、お母さんは自分にとって、世界でいちばん大好きな存在なので(中学生になるまで)、上記のような質問をしようとは、はなから考えることがないようだ。
ま、そうだろうな。
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