2012年11月23日金曜日

日本大学藝術学部映画学科の女子学生に憤慨(ふんがい)された。

 私はあまり映像的人間ではない。じっと画面を見つめていると、大脳が空回りするというか、アイドリング状態になるというか、退屈してしまうというか、とにかく、焦(じ)れてしまう。
 だから、DVDを買って、再生しても、大抵(たいてい)は画面を観ていない。音声を聴きながら、進学塾・予備校である当校のための学習用プリントを作成しているだけである。
 100回以上再生したDVDなのに、あるとき、ふっと画面を見て、音声だけでは、どうにも理解できないやりとりの真相を知るということがよくある。

 そんなことを近所に住む日本大学藝術学部映画学科の女子学生に話したところ、こう言われた。

 ということは、私たちが物や人間の配置や、光の当て方や、色彩の使い方を懸命に勉強しているのに、掃除機さんは、それを全部、ラジオ=ドラマ化しているんですか!?

 いやはや、まあ、そういうことになるな。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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