何度も通ううちに、店の人もこちらのことを憶(おぼ)えたらしい。
先日、足を運んだら、こちらが何も言わないのに、「はい、◯◯ですね」と言ってきた。悪気はないのだろうが、なんだか、自宅の庭に入り込まれたような気がする。
まあ、クルーカットで、イタリア=ブランドの派手な自転車で(ただし、ジオメトリなどはブランドの使用権を買い取った日本の会社で設計し、台湾で製造しているもの)、いい年をしたおっさんが、カジュアルな恰好(かっこう)で、午前中に買いに来るのだから、憶えてしまうのは理解できなくもない。
外国の人は、来日すると、まず、日本人は親切だと感激するが、1年以上、日本で暮らすと、日本人は冷たいと感じるという。
親しき仲にも礼儀ありという日本の文化があるのだから、しょうがない。
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