つい、『僕の初恋をキミに捧(ささ)ぐ』を観てしまった。
レンタルDVDにあった予告編を観て、興味を抱(いだ)いた。本当は、病気と恋愛を重ねる設定は安易(あんい)だと思っているから、好きではないのだけれど。
これは、二十歳(はたち)までの生命の若者と、幼馴染(おさななじ)みの娘との恋物語であるが、最後には若者はなくなってしまう。
2人が口論をしたあとで、若者は娘のいる女子寮近くに足を運び、部屋の窓に小石か何かをぶつける。窓から顔を出した娘に、若者はこう言う。
レンタルDVDにあった予告編を観て、興味を抱(いだ)いた。本当は、病気と恋愛を重ねる設定は安易(あんい)だと思っているから、好きではないのだけれど。
これは、二十歳(はたち)までの生命の若者と、幼馴染(おさななじ)みの娘との恋物語であるが、最後には若者はなくなってしまう。
2人が口論をしたあとで、若者は娘のいる女子寮近くに足を運び、部屋の窓に小石か何かをぶつける。窓から顔を出した娘に、若者はこう言う。
これは夏目漱石(なつめそうせき)の逸話(いつわ)に基づくものだろう。
夏目漱石は I love you.の訳し方について、当時の日本人は、そもそも夜に女性と出歩くことがなかったなので、文脈から「月が綺麗ですね」と訳せばいいのだと言った。つまり、月が見える夜に男女が逢(あ)うというのは、当時の日本人の感覚では、それだけで、「愛している」ということになるというのだ。
この夏目漱石の話を元に、「月が綺麗だからデートしないか?」という台詞(せりふ)にしたのだろう。
すると、「月が綺麗だからデートしないか?」は、「君のことが大好きだから、デートしないか?」という意味を含(ふく)むことになる。
この夏目漱石の話を元に、「月が綺麗だからデートしないか?」という台詞(せりふ)にしたのだろう。
すると、「月が綺麗だからデートしないか?」は、「君のことが大好きだから、デートしないか?」という意味を含(ふく)むことになる。
ところが、この映画は若い人が観るものらしく、ウェブなどで検索(けんさく)しても、以上のことを指摘しているものは見当たらなかった。
バップ (2010-04-21)
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