2014年2月28日金曜日

今年のバレンタイン=チョコレートで、どちらが欲しいのか決められなかった生徒に、両方をあげたら、暴動に近いものが起こった。

さて、例年のごとく、うちの女子生徒たちに、「嫌がらせ」で、高級チョコレートをあげた。以前にも書いたが、1年間でいちばんおいしいチョコレートがおっさんから貰(もら)ったものだと悲しくなるだろうという趣向(しゅこう)である。

モン=サン=クレールという目白区自由が丘にある店のチョコレート2つ、1粒で1,050円のものと、4粒で1,260円のものから選ぶというふうにした。

すると、どうしても、どちらかひとつに決められない女子生徒がいた。ずっと迷ったままでいた。

どちらも食べてみたくて、どちらかひとつに決められないという。

しょうがないので、その生徒には両方をあげた。

そのことを知ったほかの女子生徒たちが熱(いき)り立った。発展途上国なら、暴動になるくらいだったが、日本人は民度が高いので、そこまではいかなかった。

ある生徒が言った。

「そうか、じゃあ、来年は、どちらか決められずに迷い続ければいいんだ」

どうして、女の子はそんなにもチョコレートが好きなんだろうか?

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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