2013年2月17日日曜日

逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ:よく考えると『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督の人生は逃げてばかりいる。

 エヴァンゲリオンの碇シンジの有名な台詞(せりふ)に、「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ」というのがある。

だが、庵野秀明の人生は「逃げている」ばかりである。

まず、大学受験からも、就職からも逃げた

それで、1年間、ニートをしていた。怒った父親が、大学に行くか、働くかしろと迫った。そこで、庵野秀明は就職から逃げ出した

大学受験はというと、学科試験のあるところから逃走した。絵を書いただけで合格できる大阪芸術大学映像計画学科に進学した。今でこそ偏差値46くらいだったりするが、当時は40以下であった(と記憶している)。

大学の勉強のレベルは高校とは較(くら)べものにならない。すると、庵野秀明は勉強から逃げ出した

それで、大学での勉強から逃げ出し、アニメの制作会社でアルバイトをしたり、『愛國戦隊大日本』という映画を製作したりする。

最終的には、大学から退学するという形で逃げ出し、アニメーターになる。

ところが、メカだけは描けるが、人物はからきし駄目ときた。エヴァンゲリオンの碇シンジの顔を見てもわかることだが、デッサンの訓練が足りないので輪郭(りんかく)などがおかしい。人物が描けないことから、作画などから逃げ出す。そこで演出・監督を目指すことにする。

オリジナル作品を作ることから逃げ出し、『宇宙戦艦ヤマト』のパクリなどをする。

『新世紀エヴァンゲリオン』では、貼(は)りまくった伏線(ふくせん)が回収できず、最後の数回は投げ出すこということで逃げる

ところが、ただ投げ出しただけなのに、なにか深い意味があるのではないかと考えた馬鹿が騙(だま)され、劇場版が製作されることになる。劇場版でも、最後が纏(まと)められず、またもや投げ出して、逃げる

次回作に期待がもたれたが、アニメではパクリ(あるいはオマージュhommage)しかやっておらず、自信がないので、それをごまかすためにアニメ製作から逃げ出し、実写映画を製作するが、『ラブ♡ポップ』は見事にコケた。

どうも、エヴァンゲリオンが好きな中学生・高校生は真面目に勉強しない傾向があるように感じているが、こんなふうに逃げ出してばかりの人生でも、それなりに成功しているのを目にすると、勉強する気がなくなるのだろう。

碇シンジにしても、たまたま、シンクロ率が高いというだけで主人公になっている。なんの努力もしないで主人公になっているのだ。

これは日本の教育に悪い影響しか与えない。


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早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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