2013年4月14日日曜日

ちょんまげ結びは、なぜ、日本人しかしないのか?

丁髷結(ちょんまげむす)びというものがある。つぎのようなものである。ちっちゃい女の子の画像はじつに多いのだが、一般人ばかりなので(まあ、かわいらしいんだけど)、そこそこの年齢で可愛らしい歌手の画像を選んでみた。



ちょんまげ結びをするのは、日本人しかいないようである。そうはいっても、たいていは、風呂あがりやシャワーを浴びたあとに一時的にするだけであって、ちっちゃい子どものを除けば、街を歩くときにするわけではない。

なぜだろうかと、考えた。

まず、金髪などの毛質(もうしつ)が柔らかい場合、結んだところから倒れてしまうので、ちょんまげ結びができない。

つぎに、ネグロイド(黒人)のように1本1本の髪の毛が太すぎる場合も不恰好(ぶかっこう)になりそうだ。

お、なんとか説明がつきそうだと思ったが、以上の2点だけだと、日本人以外の東洋人がちょんまげ結びをしない理由がわからない。


そこで、当校の女子高校生に訊(たず)ねてみた。

「ちょんまげ結びって、日本人しかしないようなのだが、理由はわかるか?」

「風呂あがりや勉強中に前髪がうざいと思ったときにするくらいで、男の人の前ではしませんよ」

「いや、これまでにも、といっても、若いときの話だが、何人もの女の人が、私の前でちょんまげ結びをしていたんだけど……」

「じゃあ、好きな人の前ではしません」

「つきあっていた女性で、ちょんまげ結びをしていた人が何人かいるんだけど……」

「わかりました。訂正します。かっこいい大好きな男の人の前ではちょんまげ結びはしません

お前、おっさん相手に喧嘩(けんか)、売っとんのか!

ということで、ちょんまげ結びの謎は解決しないままであった。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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