2013年4月28日日曜日

高校入試や大学入試から英語などの外国語の試験をなくそうという提案がなされたときの政府回答

 ずいぶんと昔のこと(40年以上前の話)だが、高校入試や大学入試から英語などの外国語の試験をなくしてはどうかという提案がなされた。

 日本では、ほとんどのことは日本語で学べるので、日本語しかできなくても学習に困らない。ビジネスなどで外国語が必要だとしても、通訳などを雇えば済む。ほとんどの日本人は外国語ができなくても困らない。語学の才能のある者と、将来、研究者となって最先端の論文を読む必要がある者だけが、外国語学習を選択すればよい。使えない語学力しか身につかないのであれば、それに費やした時間と努力をほかの勉強に振り分けたほうが効率がよいのではないか?

 それに対する政府の回答はつぎのようなものであった。

 世の中には、中学生・高校生に英語を教えるしかできない人間が多数、存在する。入学試験から英語を外し、語学を選択制にすると、そうした教師たちが失業する。すると、大失業問題となり、経済が混乱するので、それはできない。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

人気の投稿

pageTacker

フォロワー

StatCounter

ashi@