2009年7月24日金曜日

パスタに麻婆茄子をかけて食べてみた。

 昼ごはんにパスタpastaを食べようと、茹(ゆ)で始めた途端(とたん)に思い出した。
 昨日、実家から大量に野菜が届いていたのだ。いかんせん、独(ひと)り暮(ぐ)らしなものだから、野菜などが送られてきたら、傷(いた)む前になるべく早く食べないといけない。送られたものをつぎからつぎへと食べないといけない。
 今回、届いた野菜のうち、量が多くて、かつ傷みやすいのは茄子(なす)だった。
 パスタを茹で始めてから、急遽(きゅうきょ)、麻婆茄子(まーぼなす)を手早くこしらえることにした。猛烈な勢いで調理したら、パスタが茹で上がる前に出来上がった。
 面倒くさいので、そのまま、パスタの上に麻婆茄子をかけて食べた。

 うまい。
 イタリアンと中華とが、これほどまでに調和するとは思いもかけなかった。互いが互いのよさを引き出している。
 「絶妙」とは、麻婆茄子パスタのためにあることばだと思った。
 今後、これを超える素晴らしい料理には、もう、出逢えないかもしれないと思うと、少し悲しくなったくらいだ。
 この記事を読んだ人は、ぜひとも、麻婆茄子パスタを試してほしい。そうすれば、驚きに満ち溢(あふ)れた食事に出逢えるであろう。保証する。

 だが、私自身は、もう2度と麻婆茄子パスタは作らないつもりだ。

 

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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