昨日、実家から大量に野菜が届いていたのだ。いかんせん、独(ひと)り暮(ぐ)らしなものだから、野菜などが送られてきたら、傷(いた)む前になるべく早く食べないといけない。送られたものをつぎからつぎへと食べないといけない。
今回、届いた野菜のうち、量が多くて、かつ傷みやすいのは茄子(なす)だった。
パスタを茹で始めてから、急遽(きゅうきょ)、麻婆茄子(まーぼなす)を手早くこしらえることにした。猛烈な勢いで調理したら、パスタが茹で上がる前に出来上がった。
面倒くさいので、そのまま、パスタの上に麻婆茄子をかけて食べた。
うまい。
イタリアンと中華とが、これほどまでに調和するとは思いもかけなかった。互いが互いのよさを引き出している。
「絶妙」とは、麻婆茄子パスタのためにあることばだと思った。
今後、これを超える素晴らしい料理には、もう、出逢えないかもしれないと思うと、少し悲しくなったくらいだ。
この記事を読んだ人は、ぜひとも、麻婆茄子パスタを試してほしい。そうすれば、驚きに満ち溢(あふ)れた食事に出逢えるであろう。保証する。
だが、私自身は、もう2度と麻婆茄子パスタは作らないつもりだ。
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