2014年5月25日日曜日

ホンダ=マスク

高級外国車には、それとわかるアイデンティティがある。

BMWだとキドニー=グリルと呼ばれるものを使用し、自動車好きでなくとも、BMWだとわかる。これは、ポルシェでもメルツェデスも同様である。

わかりやすい「記号」を使用すると、日本国内での高級外国車は、実際の台数以上に存在するように感じる。

すると、「ポルシェって、意外と買われているんだな」「人気があるんだな」という印象を与えることができる。

そうしたことから、本田技研工業はホンダ車に、いわゆるホンダ=マスクとでも呼べるようなデザインを行(おこ)なった。

ところが、ホンダ車の場合、高級外国車とはちがって、走っている台数が多い。

その結果、実によく見かける陳腐(ちんぷ)な自動車というイメージができてしまい、人気が落ちてしまった。

私自身は、以前、ホンダのビートBEATという軽自動車の2座席ミッドシップ=カーを乗り回していたが、諸元表(しょげんひょう)からは惹(ひ)かれるが、「ホンダ=マスクが気に入らないから買いたいと思わない」と言われたことがある。

1980年代あたりの話である。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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