2014年5月1日木曜日

南カリフォルニア大学の哲学の教授は教条主義的(きょうじょうしゅぎてき)ヴィトゲンシュタイニアン[=ヴィトゲンシュタイン主義者]だった。

昨日のつづきである。

南カリフォルニア大学の哲学の教授が早稲田大学国際学部に1年間、在籍した。

哲学科哲学専修の学生が、数人、その教授の住まいを訪(おとず)れ、軽い講義を受けるようになった。

暫(しばら)くすると、その教授は、早稲田大学の哲学科哲学専修の英米哲学の教授などと話をしたいと言い出した。

そこで、英米哲学の教授と専任講師にそのことを話し、講師控室(こうしひかえしつ)で、面談する手筈(てはず)を組んだ。

その際(さい)に、英米哲学の専任講師には、「あの教授は、教条主義的(きょうじょうしゅぎてき)ヴィトゲンシュタイニアン[=ヴィトゲンシュタイン主義者]ですよ」と言ったところ、「自分の見解に合わない人物を『教条主義的』と批判するのは、よくないことだ」と言った。

講師控室での面談を終えた専任講師は言った。

「済(す)まない。本当に教条主義的ヴィトゲンシュタイニアンだった」

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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