2014年5月6日火曜日

難関小学校の入試問題の特徴のひとつ

5月5日は端午の節句(たんごのせっく)であった。

5月4日には、高級スーパーマーケットでは、菖蒲(しょうぶ)が売れていた。

名門小学校の入学試験では、この手のことがらについての出題がされる。

日本の伝統的な行事を実行しない人々は、つぎのような人々である。

1)帰化したとはいえ、もともとは日本人でない。
2)今でも日本人でない。
3)日本人であっても経済的な余裕のない貧困層(ひんこんそう)である。
4)ただの成金(なりきん)にすぎない。
5)「菖蒲湯」に関しては、左翼系は実施しない。

「菖蒲湯(しょうぶゆ)」の「菖蒲」は「尚武」と音(おん)が同じで、「尚武」は「武(ぶ)を尚(とうと)ぶ」の意味であり、左翼系の思想の持ち主は、菖蒲湯を「尚武」に通じるということで嫌う。

以上のように、日本の伝統行事について幼稚園児に質問することで、名門小学校は、自校にとって、好ましからざる生徒を入れないようにしている。伝統行事をしない、あるいは、やれない家庭の子どもが合格しにくくなるようにしているわけだ。

あからさまな差別とはいえない形で、こんなふうにしている日本は、なかなかおもしろいと言えよう。

日本人は、「不当な差別」は嫌うけれども、それなりの理由のある「区別」は大好きな気がする。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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