2014年5月29日木曜日

文字を大きくすると正解率が上がるのだが……。

問題の文字を大きくすると正解率が上がる。これには確かなデータがある。

だから、勉強が得意(とくい)ではない子どもには、文字の大きい教材を与えるのがよい。

ところが、小学生の親の場合、問題がたくさん詰(つ)まっている問題集がお得(とく)だと考えてしまうらしく、それに対応して、出版社も、勉強が得意ではない生徒には適さないサイズの文字で、問題集を出版せざるを得(え)なくなる。

そうなると、勉強が得意でない子どもの場合、無駄に苦労することになる。

こうしたことを知っている親の場合、拡大コピーをして問題を解かせれるということもあろうかと思われるが、自宅にコピー機のあるような裕福(ゆうふく)な家庭では、勉強が苦手(にがて)な子どもは少ない。

うーん、社会の矛盾(むじゅん)を感じてしまう。

ところで、一方、早稲田大学の英語の入学試験の問題は、滅茶苦茶(めちゃくちゃ)文字が小さい。大学受験という制約(せいやく)があるので、高度すぎる内容は出題できないので、文字を小さくすることで、正解率を下げようとしているらしい。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

人気の投稿

pageTacker

フォロワー

StatCounter

ashi@