2014年5月5日月曜日

千代田区の「路上喫煙禁止」

千代田区にある飯田橋駅の近くで煙草(たばこ)を喫(す)っていたら、若い警察官に禁煙だと言われた。

確かに「路上喫煙禁止(ろじょうきつえんきんし)」という貼(は)り紙があちこちにあった。

練馬区には、煙草の吸殻のポイ捨てと、歩き煙草を禁止する条例はあるが、立ち止まっている状態での喫煙は禁止されていない。

練馬区の条例の場合、歩き煙草をする人が、火の着いた煙草を手に持っているときに、その手を下げた状態の場合、幼稚園児の顔に煙草の火が触(ふ)れるのを防ぐためのものである。

また、練馬区の条例のときに、近所の警察官に警察から叱責(しっせき)されたりするようなことはあるのでしょうかと訊(き)いたところ、警察官は刑法を取り締(し)まるのであって、区の条例に関してはまったく関与しないとの答えであった。

ということは、歩き煙草をしている者に注意すること自体、警察官としては、越権行為(えっけんこうい)である。

飯田橋駅近くにある交番には、法律と条例の違いがわからなく、職務権限(しょくむけんげん)を理解していない若い警察官がいるということになる。

路上喫煙禁止ならば、どこかの建物の敷地内であれば、喫煙できるだろうと考えた。しかし、「敷地内禁煙」の看板や貼り紙だらけである。

これは、もしかすると、喫茶店や飲食店でしか喫煙できないようにすることで、そうした業者を潤(うるお)すための作戦ではないかと思った。

ところが、周囲では、「終日禁煙」の店だらけだった。

煙草が喫(す)えない。

人が寄りつかない街づくりを目指しているらしい。

少なくとも、私は千代田区では煙草は買わないことにした。煙草販売による税収を千代田区には与えたくないからな。

いや、むしろ、そこまで禁煙にしたいのであれば、千代田区内での煙草販売も全面禁止もすればいいのに。源流(げんりゅう)から叩(たた)くのは、効果的な戦略だからだ。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

人気の投稿

pageTacker

フォロワー

StatCounter

ashi@