西から順に
揖斐川(いびがわ)
長良川(ながらがわ)
木曽川(きそがわ)
である。
濃尾平野で暮らしている人からすれば、べつにどうということもないが、東京の小学生にとっては、憶えづらい。東京の進学塾の中にはつぎのように憶えようと指導しているところがある。
揖斐川(いびがわ) イビり
長良川(ながらがわ) ながら
木曽川(きそがわ) クソをする。
男子小学生にはインパクトがあって、大いにウケるらしい。
ところが、これには重大な欠点があった。具体例を挙げよう。
木曽三川のうち、最も西側を流れている川の名前を答えなさい。
答え (×) いびり川
木曽三川のうち、最も東側を流れている川の名前を答えなさい。
答え (×) くそ川
「クソ」はいくらなんでも下品ということで、つぎのようにして教えている。
揖斐川(いびがわ) イビり
長良川(ながらがわ) ながら
木曽川(きそがわ) 基礎(きそ)練習。
インパクトがないので、憶えてもらえない。また、低学力の生徒の場合、「いびり川」という誤答は解消されない(だろう)。
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