(a + b)(c + d) = ac + ad + bc + bd
ところが、英国では、こんな順番だ。
(a + b)(c + d) = ac + bc + ad + bd
理由はわからない。
個人的には、どの順番でもかまわないと思っているのだけれど、指導するという点では、生徒の間違えたポイントをすばやく見つけるためには、全員が同じ順序で計算するように指導したほうがよいという考えがあり、それに対して、異論はない。
つぎは、円周率について述べる。
日本の小学生は、円周率は3.14で計算する。一方、英国では、22/7(7分の22)で計算する。
建築なんかで設計するときは、3.14で充分に間に合うそうだ。温度によって金属は膨張(ぼうちょう)したり、収縮(しゅうしゅく)したりするし、湿度によってもいろいろと変化する。だから、それほど細かい数字は必要なくて、3.14159265くらいで計算しなくてよいそうだ。
なお、3.14よりも22/7のほうがπに近似である。
π-3.14=0.00159...
22/7-π=0.00126...
日本の小学校も22/7でやればいいのにと思ってしまう。
0 件のコメント:
コメントを投稿