2010年6月17日木曜日

日本対カメルーンの視聴率が45%だと知って

 日本対カメルーンの視聴率が45%で、瞬間最高視聴率が49%を超えたと知って、日本人って、そんなにサッカーが好きだったかなと疑問に思った。
 昨年の春先のワールド=ベースボール=クラシック(WBC: World Baseball Classic)の様子から、なんだかんだと、日本人は野球が好きな国民だと思っていた。
 日本でサッカーが盛り上がったので、Jリーグが発足した当初の一時期と、日本代表が強いとマスコミに錯覚させられたFIFAワールド=カップのときくらいだった。今回のFIFAワールドカップに関しては、日本代表は3戦全敗すると予測する評論家やジャーナリストが多く、まったく盛り上がらない大会になった。
 ところが、日本対カメルーンの視聴率が異常に高い。試合は見ていないが、守備的で、サッカー通でなければ退屈な試合だったらしい。それが49.1%の視聴率だ。
 サッカーは世界的なスポーツで、競技人口から考えると、FIFAワールド=カップで1次リーグ突破、つまりベスト16に入るだけでも、ワールド=ベースボール=クラシックで優勝するよりも大したものだろう。

 そんなことから、こう考えた。

 日本人は、日本代表が強いときだけ、一時的に、そのスポーツのファンになる。

 なんか、いやな国民性だな。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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