2014年6月25日水曜日

抹茶味のスイーツに対する抹茶の位置づけ

抹茶味のチョコレートやケートを好む女性は多い。抹茶味のお菓子が氾濫(はんらん)している。

そんなに抹茶味が好きならば、抹茶そのものをいただけばいいのにと思っていた。

そういうものではないらしい。

抹茶味を好む理由は、抹茶の苦味などが、甘いもののよさを引き立てるからである。風味がよくなるそうである。(私は抹茶はいただくが、抹茶味のお菓子は食べたことがまったくない。)

つまり、お菓子に対する抹茶の立場というのは、甘さを引き立てるために、西瓜(すいか)にふりかける塩の立場と同じなのである。

その観点からすると、そんなに抹茶味が好きなら、抹茶そのものをいただけばいいのではないかというのは、西瓜に塩をかけるのが好きなら、塩そのものを食(しょく)せばいいではないかというものに等しいということになる。

ときおり、抹茶味の好きな人に、なんなら、抹茶の濃茶(こいちゃ)を練(ね)ってあげようかと言ったこともあるが、渋くて苦いから、結構ですと言われたことが何度かある。

高級な抹茶は、渋味(しぶみ)・苦味(にがみ)が少なく、甘味(あまみ)があるんだけど。

2014年6月24日火曜日

「弓杖」の読み方

弓杖は「ゆんづえ」と読む。

音読みで「きゅうじょう」と読んでしまいそうだけど。

弓杖とは、杖術(じょうじゅつ)において、折れた弓を鞭状(むちじょう)に作り替えて杖(じょう)として用いる場合のものをいう。

2014年6月23日月曜日

Caterhamの発音について

Caterhamは、以前、「ケーターハム」と読んでいたが、日本の公式サイトでは、「ケータハム」となっている。

しかし、イギリス英語では、地名の-hamのhは発音しないので、本来の発音は、「ケイタラン」「ケイトラン」に近い発音になる。ジョーンズ式の発音記号だと/kéitə(r)əm/である。

バッキンガム宮殿the Buckingham PalaceやバーミンガムBirminghamやフラムFulhamでは、hを発音しないのに、どうして、日本人は、Caterhamのときは、発音するのだろうか?

そういえば、ロールス=ロイスRolls-Royceは、「ロール=ロイス」/róulzrɔ'is/なのだが、日本の正規代理店も「ロールス=ロイス」としている。

日本の自動車関係者は英語の発音が苦手らしい。

2014年6月22日日曜日

ケーターハム=セブン160 Caterham Seven 160は軽自動車の規格だから、売れないだろうと思っていたが、ちがっていた。

ロータスLotusがセブンやスーパーセブンの生産を中止することにした際、ロータス製品の販売店であったケーターハムCaterhamがセブンの製造販売権を購入した。

そのケーターハムが、スズキ株式会社の660ccのエンジンを搭載し、軽自動車の規格でケーターハム=セブン160 Caterham Seven 160の日本での販売を2014年4月1日から開始した。

車輌価格にオプションをつけて、任意保険まで考えると400万円を軽く超える軽自動車は、売れないだろうと思っていたが、ちがっていた。

2014年3月の初めの時点で、納車は年末まで待たなければならない状態になったという。また、現時点で、年間生産予定の500台分の註文(ちゅうもん)が入っているという。たぶん、英国本国での販売も含めてのことだろうけど。

TPP、すなわち環太平洋経済協定Trans-Pacific Partnershipは、正式名称は、環太平洋戦略的経済連携協定(かんたいへいようせんりゃくてきけいざいれんけいきょうてい)Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreementであるのだが、そのTPPに絡(から)んで、アメリカ合衆国は、日本の軽自動車の規格は障壁(しょうへき)となっているのだから廃止しろと主張しているようである。まあ、以前から軽自動車の規格には文句をつけているけど。

ところが、Caterham Seven 160が日本で成功すれば、軽自動車規格の製品を製造しないアメリカの自動車メーカーの怠慢(たいまん)ということになってしまうのではないだろうか?

日本人がCaterham Seven 160を買いまくれば、アメリカ合衆国に反論できることになる。

ということで、私にはまったく経済的な余裕はないが、余裕があって、ああいう自動車が嫌いではない日本人が、どんどん、Caterham Seven 160を買うとおもしろそうだな。

アメリカの自動車メーカーは、元従業員への年金が高額なため、利益率の低い小型車でさえも製造しづらく、大型車を多く生産しているのだから、逆立ちしても、価格競争力のある軽自動車は製造できないだろう。

それにしても、Caterham Seven 160には、オプションとして、幌(ほろ)・ドア・フロント=シールド・ヒーター・塗装などがある。これまで購入を検討したことがなかったから、ドアとフロント=シールドまでオプションになっているのには、ちょっと驚いた。

おまけに、クーラーのオプションはないらしい。英国の家庭にはクーラーがないのが普通だからかな。

以前、ロンドンが熱波に襲われたときに、老人がつぎからつぎへと亡くなり、一般の日本人には不思議な印象を与えたらしいが、あれは基本的にクーラーがないからである。

2014年6月21日土曜日

「アメリカの若者は犬死にではないか」とチェスター=ニミッツ提督は言った。

大東亜戦争終結直後に、チェスター=ニミッツ提督Admiral Chester W. Nimitzは、ハル=ノートHull noteの存在を知り、こう言ったとされる。

「われわれの若者と日本の若者は犬死(いぬじ)にではないか」

または、

「アメリカの若者は犬死にではないか」

ハル=ノートの執筆(しっぴつ)には、コミンテルン[=共産主義インターナショナル]のスパイが関与していた。大日本帝国が開戦せざるを得ないような内容であった。

コーデル=ハル国務長官the U.S. Secretary of State Cordell Hullは、内容を確認しないで、日本にハル=ノートを送りつけた。

終戦直後にハル=ノートを知ったチェスター=ニミッツは、しなくて済む戦争に巻き込まれた「アメリカの若者は犬死にではないか」と言ったらしい。

ウェブ上では、ときおり、上記のことばが引用されるのだけれども、引用元はないし、実際の英文ではどう言ったのか、気になるので、適当な英単語を並べて、ウェブで検索してみたが、元の英文が出てこない。現時点では、まったく見つからない。

「アメリカの若者は犬死にではないか」を認めると、「太平洋戦争」が不正義の戦争であった」ことになるから、アメリカ人は、たとえ、1次史料で知ったとしても、紹介はしたくないのだろう。

マッカーサー元帥がアメリカの議会で証言しているように、大日本帝国政府は、当時、ハル=ノートを受け入れれば、1000万人から1200万人の失業者が出ると考えていた。扶養家族(ふようかぞく)が、それぞれ、3人いるとすれば、

1000万人×(1人+3人)=4000万人
1200万人×(1人+3人)=4800万人

となる。

このくらいの餓死者(がししゃ)が出る勘定(かんじょう)である。

実際には、兼業農家や、農家の親戚(しんせき)から食べ物を譲(ゆず)ってもらえる者もあるだろうから、そこまではいかないかもしれないが、少なくとも、非戦闘員をも含めて、犠牲者を310万人に抑(おさ)えたのであるから、開戦は合理的な判断だったと言えなくもない。

ところで、明治維新の頃の日本の人口は3000万人くらいであった。1941年あたりの日本人の人口は、所謂(いわゆる)、内地人に限定すると、7200万人くらいだから、4000万人を引くと、3200万人となる。これは、鎖国していたときの日本、すなわち、貿易をせず、食糧を輸入しない場合に日本で生きていける人間の数に近い。

したがって、ハル=ノールを受け入れれば、4000万人以上が餓死(がし)するという予測は、あながち、的外(まとはず)れなものではないようである。

大東亜戦争は自存自衛(じそんじえい)の戦争であり、祖国防衛の戦争であったから、日本の若者の戦死は、決して「犬死(いぬじ)に」「無駄死(むだじ)に」とは考えづらい。

一方、アメリカの若者は、狂気の大統領ルーズヴェルトとハル=ノートのせいで、巻き込まれなくてもよい戦争に巻き込まれ、戦闘神経症となったり、戦死したりした。

一般には、英国の要請(ようせい)で、アメリカ合衆国がヨーロッパ戦線に参戦するための口実として、ドイツ・イタリアと日独伊三国同盟を結んでいる大日本帝国に攻撃されれば、同盟国であるドイツを攻撃できる。その狙(ねら)いがあったとされる。

また、アメリカ合衆国は、満州国や、南満州鉄道の利権を手に入れ、金儲(かねもう)けをしたいという考えもあったようである。

しかも、アメリカ合衆国は、日本人のことを、そのほかのアジア諸国の住人の知能の低さや民度の低さから判断して、同じようなものだと勘違(かんちが)いしていた。

だから、大日本帝国の戦闘機による攻撃によってボコボコにされたとき、パイロットはドイツ人にちがいないと信じた。アジア人なのだから、日本人がそれほどのことができるわけがないと思い込んでいた。

アメリカ合衆国は、最終的には、戦費(せんぴ)がなくなり、鉄鋼もなくなって、コンクリートを使って船舶(せんぱく)を建造しなければならなくなり、人手(ひとで)が足らず、女性パイロットを登用(とうよう)しなければならなくなった。アメリカ合衆国の実情はこんなものであった。

原子爆弾が作れなかったなら、アメリカ合衆国は大日本帝国に負けていたにちがいない。

原子爆弾を作った主要メンバーは、フェルミニを除けば、ユダヤ人であるし、フェルミニの奥さんはユダヤ人だった。この連中は、ユダヤ人迫害のドイツに投下するために原子爆弾を開発したのだろう。

ところが、ドイツが早々に降伏したものだから、投下先がなくなったということもあるし、大日本帝国は降伏しないままだということから、日本に投下したのではないか?

大日本帝国ほど、ユダヤ人を助けた民族はないんだけどな。

歴史ってものには、こういう側面はあるのだろう。

それにしても、日本の犠牲者は、自存自衛のために戦ったものであり、それほど犬死にという感じはしない。

最も哀(かな)しいと個人的に思うアメリカ合衆国軍の戦死者は、武器がなくなった帝国陸軍の兵士が手作りで弓矢を拵(こしら)え、その矢によって戦死したアメリカ兵である。

戦争の大義(たいぎ)もなく、祖国防衛のためでもない戦(いくさ)で、太平洋の向こう側に送り込まれ、手作りの弓矢で戦死というのは、悲しすぎる。

2014年6月6日金曜日

マン島TTレースのTT Zero Raceで、電動バイクがいつのまにか、むちゃくちゃ速くなっていた。

TEAM無限の「神電=参(しんでん=さん)」が二酸化炭素排出量ゼロの車輌(しゃりょう)で競うTT Zero(なぜか、日本語の記事ではTT Zero Challengeという表記が見られる。そういう名称だったときがあるのだろうか?)で優勝していた。そのオンボード=カメラの動画がYouTubeにあった。むちゃくちゃ速いぞ。なお、TTというのは、「ツーリスト=トロフィーTourist Trophy」のことだよ。



TT Zero初の20分を切るタイム19分17.3秒であった。平均時速117.366マイル(平均時速188.88km)だ。ラムゼイ=ヘアピンRamsey hairpinあたりでは、ラップ=タイムが時速206kmを超えそうなくらいだった。


ところで、「神電」とはthe Japanese God of Electricity(日本語の電気の神様)という意味だと英文の記事で説明しているものがあった。

しかし、「様」は「(ふうじん)」だし、「(かみなり)の様」は「(らいじん)」なのだから、「気の様」は「神電」ではなく、「神(でんじん)」でなければ、おかしい。

「神電(しんでん)」の由来は、本当のところは、帝国海軍が開発していた局地戦闘機「震電(しんでん)」ではないだろうか?

震電は、B29迎撃(げいげき)のために開発されていたが、試作機の段階で終戦を迎(むか)えた。正式名称は、十八試局地戦闘機震電である。「十八試」というのは、「海軍の18番目の作機」という意味である。

震電の特徴は、プロペラが後ろにあり、機体前部に小さな翼があることである。それまでの戦闘機とは逆のデザインなのである。

二酸化炭素を排出しない電動バイクである「神電=参」と、プロペラと主翼の位置が従来の戦闘機の逆である「震電」とは、ともに、それまでになかった技術を高い水準で確立しようとしている点で、共通している。

しかも、震電は「超空(ちょうくう)の要塞(ようさい)Superfortress」と呼ばれたB29の迎撃を主(しゅ)たる目的として試作されたものであるから、高性能電動バイクを開発することを、同じように困難な課題だと見做(みな)していると考えられなくもない。

神電には、震電に由来(ゆらい)する部分が多少なりともあるにちがいない。

しかしながら、そのことを正直に話すとヨーロッパのコーカソイド(白人)たちに、「日本人の中には、今でも、第2次世界大戦のときのことを根(ね)に持っている者がいるようだ」と思われかねないので、TEAM無限などの関係者は、隠(かく)しているのだろう。

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2014年6月5日木曜日

抹茶を探していたら、「紀伊の昔」「紀之昔」「紀之司」という銘柄(めいがら)があった。

正式に茶道をしているわけではなく、ただひとりで点(た)てたり、練(ね)ったりして抹茶(まっちゃ)をいただいているにすぎない。

ウェブで抹茶を探していたら、「紀伊の昔」「紀之昔」「紀之司」という銘柄(めいがら)があった。

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裏千家先代御家元 鵬雲斎宗匠より拝銘
紀伊の昔(きいのむかし)

表千家先代御家元即中斎宗匠より拝銘
紀之昔(きのむかし)

表千家先代御家元即中斎宗匠より拝銘
紀之司(きのつかさ)
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茶の湯のことは知らないから、不思議に思った。

調べたら、表千家4代有江岑宗佐(えみねそうさ)が紀州藩初代藩主徳川頼宣(よりのぶ)に招かれ、明治に至るまで表千家の歴代家元は紀州徳川家の茶頭(さどう)として仕えていた。二百石の禄(ろく)を受けていたという。

和歌山県出身だけれども、そんなことは知らなかった。

玉林園のウェブサイト

日本教職員組合(日教組)の強い地域では、人助けとなるものは別だが、郷土に誇りが持てる教育は、なるべく排除する傾向があったような気がする。

世界で初めて全身麻酔(ますい)を成功させた華岡青洲(はなおかせいしゅう)や、地震による津波から海岸近くの村人を救うために、高台(たかだい)に干していた稲むらに火をつけ、驚いた村人が高台にやって来て、その結果、津波の被害から逃(のが)れるようにした「稲むらの火」という物語のモデルとなった濱口儀兵衛(はまぐちぎへい)の話くらいしか教わっていない。

紀州藩に表千家が仕えていたことも、また、京都三十六間堂の通し矢に、「大矢数(おおやかず)」という一昼夜でどれだけ射通(いとお)せるかを競うものがあるが、その記録保持者、つまり通し矢の天下一は、紀州藩の和佐範遠(わさのりとお)であるということも、教わらなかった。

どうやら、庶民(しょみん)にとって手が出せない分野に関しては、教えないという方針が、日教組や日本共産党員の教員にはあったとしか思えない。




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2014年6月4日水曜日

ホンダ=ウイングというエンブレムの元ネタは、ガリア人(フランス人)の翼のついたヘルメットなのではないか?

ホンダのオートバイのタンクなどの両側に、ホンダ=ウイングと呼ばれるエンブレムがついていた。今でもついているものがある。こんなやつだ。












昔は、つぎのような意匠(いしょう)であった。


ずいぶんと以前から、感じているのだが、これはフランスのヘルメット、あるいはガリア人のヘルメットのデザインを元ネタとしているとしたのではなかろうか?










ヘルメットの両側に翼がある点と、オートバイのタンクの両側に翼がある点で、じつによく似ている。

この仮説が正しければ、ホンダ=ウイングは雄鶏の翼ということになり、「空を翔(かけ)るほどに速い」ということにはならない。

フランス人は雄鶏(おんどり)が好きである。フランス人の祖先はガリア人であるとされ、ガリア人の表すラテン語はgallusであるが、これは、同時に雄鶏をも意味する。

それで、フランス人は雄鶏をすこぶる好んでいる。戦うときの雄鶏の勇猛さも好んでいる。

たとえば、フランスのスポーツ用品メーカーであるル=コック=スポルティフLe Coq Sportifの商標は、雄鶏のデザインである。

のみならず、いたるところで、雄鶏を目にする。

ちょっと違うが、フランス語で、ガリア人はGolois(ゴロワ)という。フランスで売れている煙草(たばこ)のひとつが、ゴロワーズGoloisesであるが、これは「女性のガリア人」の複数形である。

移民国家となったフランスでは、ネグロイド(黒人)やイスラム系と、コーカソイド(白人)であるフランス人とを区別するため、コーカソイド系フランス人の民族主義者は、自(みずか)らのことをGoloisと自称(じしょう)する。日本だったら、「うちは大和(やまと)民族の家系ですから」とか言うものかな。

ところで、子どものころ、手塚治虫の漫画『ビッグX(エックス)』のヘルメットの両側に翼があるのを、変なデザインだと感じた。意味不明だった。















手塚治虫もまた、フランスのヘルメットを元ネタにしていたのだろう。

昭和のものには、元ネタがわからなければ、どういうところからそんなものを思いついたんだと感じるものが少なくない。



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2014年6月3日火曜日

グーグル=マップのストリート=ヴューの撮影車両に出喰わした。

グーグル=マップGoogle Mapのストリート=ヴューStreet Viewの撮影車両に出喰わした。

路地から出てくるところだった。

いつになっても、こういうのはちょっと嬉(うれ)しい。

後日、ストリート=ヴューに私の姿が登場することになるのだろう。

私も遂(つい)に世界デビューとなるわけか(笑い)。


2014年6月2日月曜日

日本が戦争に負けて申し訳ありませんという気持ちも、少しは持たなければならないのではないかな?

保守の人々には、大東亜戦争は大日本帝国の勝利であったという者が少なくない。

カール=フォン=クラウゼヴィッツCarl von Clausewitzの『戦争論』によれば、戦争の勝敗は、初期の目的が達成せられたが否(いな)かによって決まるという。

ならば、大東亜の植民地解放が大東亜戦争の目的であり、戦後、アジア諸国はつぎつぎと独立を果たしたのだから、実質的には、大日本帝国の勝利であったとする保守の人は少なくない。

しかも、連合国は、最終的にはすべての植民地を失った。

ところが、そののちに、チベット王国・東トルキスタン共和国・内モンゴル自治区が支那大陸の国家に組み込まれた。

東トルキスタン共和国は1949年に、新疆侵攻(しんきょうしんこう)を受け、チベット王国は、1950年に、チベット侵攻を受け、支那に組み込まれた。

支那の共産党政権が侵攻したとはいえ、日本の敗戦が遠因(えんいん)となっているのではなかろうか?

日本が勝っていれば、そういう事態には陥(おちい)っていなかった可能性もなくはなかった気がする。

そういうことを考えると、日本が戦争に負けて、いささかなりとも申し訳ないという気持ちになってしまうのだが……。

2014年6月1日日曜日

『三大陸周遊記』のイブン=バツータって、イスラムにいるよねとサウジアラビア人に言ったら、めちゃくちゃ驚かれた。

『三大陸周遊記』を著(あらわ)したイブン=バツータって人がいますよねと、サウジアラビア人に言ったら、めちゃくちゃ驚かれた。

自分は同じ時代の日本人のことはまったく知らないのに、日本人がイブン=バツータのことを知っているというのは、ただただ驚きなのだそうである。

山川出版社の高校の教科書である『詳説世界史』に書いてあることを憶(おぼ)えているだけで、世界のかなりの国の人に驚かれるよ。

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早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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