2013年2月1日金曜日

大人と子どもの違い(その3)聖バレンタイの日(セント=バンレタインズ=デー)

「去年、バレンタイデーにどのくらいチョコレートを貰(もら)った?」と訊(き)くと、小学生や中学生・高校生はこう答える。

「4個ぐらいです」

 なぜ、「ぐらい」がつくのか疑問に思っていたが、妹や母親に貰(もら)ったものを正式な「1個」とするか、迷いがあるかららしいということが最近、わかった。

 そんなことを訊いていたら、生徒から訊かれた。

「掃除機先生は、去年、どのくらい貰(もら)ったんですか?」

「ん、2万3千円分、ただし、手作りチョコはなし」

 ということで、バレンタインデーにどのくらいチョコレートを貰(もら)ったかと訊(き)かれると、子どもは個数ベースで答えるが、大人は金額ベースで答えるのである。

 大人は個数の点ではそれほど貰(もら)わないが、単価が高いものを貰(もら)う。

 だから、大人は金額ベースで答えるのである。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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