2012年12月3日月曜日

練馬区・板橋区・豊島区で、おいしい緑茶が飲みたければ、甲子園茶舗に行くといいぞ。

深蒸(ふかむ)し茶が好きである。

お茶というものは、同じ値段でも店によって味がずいぶんと違う。おいしい・不味(まず)いに差がありすぎるのだ。

そういうことで、2年くらい前から、100gで税込み1050円の茶を、あちこちのお茶屋さんで買い求め、飲み較(くら)べていた。

その結果、私がいちばんおいしいと思ったのは、甲子園茶舗の深蒸し茶であった。

この店の100gで税込み1050円の深蒸し茶が、いちばんおいしかった。200gで定価が税込み2300円の深蒸し茶は、さらにおいしかった。

 所在地:東京都板橋区小茂根1丁目32番3号
 電話番号:03-3956-8463

東京武蔵野病院の近くにある。環状7号線(都道318号線)沿いにあるオーケーストア小茂根店の裏側あたりにある。

お茶を、それから水もこの店で買っている。2キロメートルほどの道のりを自転車で買いに行く。それだけの価値がある。

ときおり、高級外車で乗りつけて、コーヒー豆や茶を買いに来る客もいる。コーヒー豆や焙(ほう)じ茶は自家焙煎(じかばいせん)である。練馬区のうちの近所で、高級外車で買い物客が来る店は、Escamare(エスカマーレ)という高級食材店と、アサヒヤ=ワンセラーというワインショップくらいのものである。

甲子園茶舗は、ウェブサイトを運営しているわけでもないが、古くからの固定客からの大量註文(たいりょうちゅうもん)があるという。

また、お中元あるいはお歳暮でお茶をもらって、たいそうおいしかったので、どこで買ったものかを贈り主に訊(たず)ねたものの、教えてくれず、必死で探し当てたという人がいるそうである。入店するなり、「ああ、この店だったか!」と言った客がいるそうである。秘密にするほどではないと思うのだけど。

味の違いは、どこから出てくるのかと、店主に訊(たず)ねたところ、答えはつぎのようなものであった。

お茶というものには、巨大なシンジケートなどがない。試飲会で味を確かめてから、その茶園から買いつける。たとえば、その茶園のこの斜面のお茶を買いつけるというふうに註文(ちゅうもん)する。

味の違いがわからなければ、おいしいお茶は仕入れることができない。また、大手のお茶のメーカーのものをただ仕入れて売っているだけの店では、値段の割においしいお茶はないという。

大手のメーカーは大量に生産しないといけないので、おいしいお茶とあまりおいしくはないお茶を混ぜて、適当なお茶を製造しているそうである。

お茶といえども、いや、お茶だからこそ、仕入れる人の能力に大きく左右されるものらしい。

コンビニエンス=ストアやスーパーマーケットで売っているお茶で満足している人は、この店の茶を飲むと、日本の緑茶文化の奥深さを知ることできるに違いない。「いいお茶って、こんなにもおいしかったのだ」と知ることができる。知らないままだと、日本文化の大事なものを見失ったままになると思う。

甲子園茶舗にも、欠点がひとつだけある。以前に「下品な味わいの玄米茶(げんまいちゃ)がほしい」と言ったとき、うちで扱っている玄米茶でいちばん下品な味わいの玄米茶はこれですと出されたのだが、相当に上品な味の玄米茶だった。

下品な味わいの玄米茶はほかの店で探すしかないようだ。

追記:「甲子園茶舗」の「甲子園」は「こうしえん」と思っていたが、店主によれば、「きのええん」だという。それで、甲子は「きのえね」と読むはずだから、「きのえねえん」と読むのが普通じゃないのかと指摘したところ、「うっかり忘れていた」という。

画像はGoogle(グーグル)のストリート=ヴュー(Street View)のものを貼りつけた。クリックすると拡大するよ。


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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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