2013年12月14日土曜日

英国人にはフレンドfriend(友だち)がいないが、すると、自分の恥ずかしい過去を思い出した。

英国人にはフレンドfriend(友だち)があまりいない。3人くらいしかいない場合が多い。

それ以外では、同僚colleague、知り合いacquaintance、近所の人neighbo(u)r、同級生classmateなどを使うが、なんだか、印象の悪い区別をしているように感じるらしい。

そこで、英国人、また、イギリス英語の影響を強く受けているオーストラリア人も、friendの代わりに、mate(相棒(あいぼう))をよく使う。

一方、アメリカ人にはフレンドが100人くらいいるような気がする。

ところで、私の出身地では、「友だち」「友人」ということばをさほど使わない。

なにかと「ツレ(連れ)」を使う。

友人だろうが、知人だろうが、同級生だろうが、たとえば、夏祭りで、ばったり出くわして、二言三言(ふたことみこと)、ことばを交わすと、一緒にいる人物が「今の人、誰(だれ)?」と訊(き)くと、なんでもかんでも「うちのツレや」と言うことが多い。

中学校に進学したとき、担任の教師が友人・知人関係を調べようとして、アンケート調査で「友人の名前を記入してください」という質問を載(の)せた。

方言と共通語(標準語)の違いが私には分かっていなかった。

「ツレはおるけど、友だちはいません」と記入した。

ウケるつもりはなかったが、担任にウケたようだった。



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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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