2008年12月18日木曜日

挨拶

 ウェブサイトの更新がわずらわしいので、個人的な部分を含むブログを始めることにした。受験勉強に関わることを中心に、いろいろとしたためていこうと考えている。
 まず、ブログのタイトルについてだが、「日乗」とは「日記・記録」のことである。ブログのタイトルに「日乗」を入れている例は少なからずある。「日乗」が入った書籍の題名としては、『断腸亭日乗』が有名。これは小説家・永井荷風の日記だ。大正6年から昭和34年まで記されているので、そのころの東京がどういうふうなものであったかを知るのによい資料である。関東大震災や東京大空襲のことも書かれてある。
 副題のようなものとして、l'homme révoltéとしてあるが、これは「反抗的人間」と一般に訳されるフランス語で、もともとはアルベール=カミュAlbert Camusの著作L'Homme révoltéから採ったものだ。
 アルベール=カミュの作品で最も有名なのは『異邦人』L'Étrangerであり、これは第2次世界大戦後、現在まででフランスで最大の発行部数を誇っている。しかし、フランス人がそれほど『異邦人』が好きというわけではなく、じつのところ、中学や高校の授業で扱ったり、課題図書に指定されたりするからというのが理由である。日本でいえば、毎年8月の文庫本の売り上げが最高である作品が、夏目漱石の『こゝろ』であるのと事情は似ている。
 ハンドルネームを掃除機庵主人としたのは、つぎの理由による。掃除機496和訳道場で、お笑いネタのつもりで、HAL496での指導方法を「掃除機496方式」と名づけてしまったから、その勢いで「掃除機」を使おうと考えた。また、風流な感じがする、ちょっと年寄りくさいハンドルネームにしたかったということもある。そういうことから、掃除機庵主人とした。それ以上は、あまり深くは考えていない。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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