2013年4月6日土曜日

台湾のブラック=メタル=バンドで凄(すご)いのを見つけた。

 台湾にChthoniC(ソニック)というブラック=メタル=バンドがある。漢字表記では「閃靈樂團」である。

 下に貼りつけた音楽動画では、帝国陸軍の旭日旗が出てくる。帝国陸軍の戦闘帽を被(かぶ)っている人もいる。着物姿の台湾人も出てくる。楽器としては、二胡(にこ)も出てくるけど、琴(こと)も出てくる。三八式歩兵銃も登場する。

 日本では、一時期、和魂洋才(わこんようさい)が主張された。日本の魂=精神を忘れずに、技術は西洋のものを導入するという意味のことばである。差(さ)し詰(ず)め、台魂和才(たいこんわさい)といったところだろうか?

 この音楽動画では、額(ひたい)に刺青(いれずみ)を入れているが、これは、台湾のある部族では、曾(かつ)て、首狩りの習慣があり、若者が他の部族の首を狩ると「英雄」とされ、額に刺青を入れることを許された。そうした史実に由来する。

 また、この楽団[=バンド]には、『高砂軍』Takasago Armyというアルバムもある。高砂義勇隊(たかさごぎゆうぐん)に由来する。本来は、軍人ではなく、軍属(ぐんぞく)だったから、高砂軍という名称は、ちょっとおかしいのだけど、彼らからすれば、「軍」としたい心情は理解できる。

 ま、実際のところ、大日本帝国陸軍の普通の部隊よりも、遙(はる)かに活躍したんだから。政治上の国交がないから、戦後補償(せんごほしょう)が充分には行なわれていないのは、残念なんだけど。



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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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