2014年5月7日水曜日

ジェネリック医薬品は利鞘(りざや)が大きいらしい。

5月2日に左顎下腺唾石症になり、日本歯科大学附属病院で診察してもらってから、病院の近所にある薬局に薬を処方してもらった。

そこの薬局の薬剤師が、ジェネリック医薬品を、むやみに薦(すす)める。

ジェネリック医薬品とは、後発医薬品ともいい、先発医薬品の特許が切れてからのものなので、安価な開発費で済み、主成分は同じ医薬品である。

しかしながら、まったく同じ材料・工程で製造しているわけではないから、先発医薬品にはない副作用があったり、あるいは、薬効が同一ではないことがあるらしい。その結果、医師や薬剤師には、必ずしも信頼できないという意見がある。

このことを知っていたし、また、莫大(ばくだい)な新薬開発費のこともあるから、ジェネリック医薬品を購入したいとは思わないので、先発医薬品を購入したいと申し出た。

ところが、薬剤師は、みょうなまでにしつこくジェネリック医薬品を薦める。

これは、何か裏があるに違いないと思って、帰宅後、調べてみた。

ジェネリック医薬品だと、先発医薬品の半額くらいになったりして、とにかく廉(やす)く済むのだが、仕入れ値が異常なまでに廉(やす)いので、半額くらいで売っても、薬局の利鞘(りざや)、つまり、儲(もう)けは大きくなるということが判明した。

また、医療費を減らすために、厚生労働省は、ジェネリック医薬品を普及(ふきゅう)しようとしている。

日本のような先進国は、製薬会社の開発費を出すようにしておくべきなのではないかと、個人的には考えている。

もちろん、貧困国ではジェネリック医薬品を使う必要があるだろうけどね。

2014年5月6日火曜日

難関小学校の入試問題の特徴のひとつ

5月5日は端午の節句(たんごのせっく)であった。

5月4日には、高級スーパーマーケットでは、菖蒲(しょうぶ)が売れていた。

名門小学校の入学試験では、この手のことがらについての出題がされる。

日本の伝統的な行事を実行しない人々は、つぎのような人々である。

1)帰化したとはいえ、もともとは日本人でない。
2)今でも日本人でない。
3)日本人であっても経済的な余裕のない貧困層(ひんこんそう)である。
4)ただの成金(なりきん)にすぎない。
5)「菖蒲湯」に関しては、左翼系は実施しない。

「菖蒲湯(しょうぶゆ)」の「菖蒲」は「尚武」と音(おん)が同じで、「尚武」は「武(ぶ)を尚(とうと)ぶ」の意味であり、左翼系の思想の持ち主は、菖蒲湯を「尚武」に通じるということで嫌う。

以上のように、日本の伝統行事について幼稚園児に質問することで、名門小学校は、自校にとって、好ましからざる生徒を入れないようにしている。伝統行事をしない、あるいは、やれない家庭の子どもが合格しにくくなるようにしているわけだ。

あからさまな差別とはいえない形で、こんなふうにしている日本は、なかなかおもしろいと言えよう。

日本人は、「不当な差別」は嫌うけれども、それなりの理由のある「区別」は大好きな気がする。

2014年5月5日月曜日

千代田区の「路上喫煙禁止」

千代田区にある飯田橋駅の近くで煙草(たばこ)を喫(す)っていたら、若い警察官に禁煙だと言われた。

確かに「路上喫煙禁止(ろじょうきつえんきんし)」という貼(は)り紙があちこちにあった。

練馬区には、煙草の吸殻のポイ捨てと、歩き煙草を禁止する条例はあるが、立ち止まっている状態での喫煙は禁止されていない。

練馬区の条例の場合、歩き煙草をする人が、火の着いた煙草を手に持っているときに、その手を下げた状態の場合、幼稚園児の顔に煙草の火が触(ふ)れるのを防ぐためのものである。

また、練馬区の条例のときに、近所の警察官に警察から叱責(しっせき)されたりするようなことはあるのでしょうかと訊(き)いたところ、警察官は刑法を取り締(し)まるのであって、区の条例に関してはまったく関与しないとの答えであった。

ということは、歩き煙草をしている者に注意すること自体、警察官としては、越権行為(えっけんこうい)である。

飯田橋駅近くにある交番には、法律と条例の違いがわからなく、職務権限(しょくむけんげん)を理解していない若い警察官がいるということになる。

路上喫煙禁止ならば、どこかの建物の敷地内であれば、喫煙できるだろうと考えた。しかし、「敷地内禁煙」の看板や貼り紙だらけである。

これは、もしかすると、喫茶店や飲食店でしか喫煙できないようにすることで、そうした業者を潤(うるお)すための作戦ではないかと思った。

ところが、周囲では、「終日禁煙」の店だらけだった。

煙草が喫(す)えない。

人が寄りつかない街づくりを目指しているらしい。

少なくとも、私は千代田区では煙草は買わないことにした。煙草販売による税収を千代田区には与えたくないからな。

いや、むしろ、そこまで禁煙にしたいのであれば、千代田区内での煙草販売も全面禁止もすればいいのに。源流(げんりゅう)から叩(たた)くのは、効果的な戦略だからだ。

2014年5月4日日曜日

左顎下腺唾石症(ひだりがっかせんだせきしょう)だと判明した。

5月2日の朝、下顎(したあご)の左側が腫(は)れ上がっていた。耐え難い痛みだった。唾石症(だせきしょう)だった。

唾石症(だせきしょう)というのは、唾液腺(だえきせん)のところにできる結石(けっせき)である。

結石といえば、尿管結石(にょうかんけっせき)、胆石(たんせき)、腎臓結石(じんぞうけっせき)などが有名である。

私の場合、下顎(したあご)の左側にある顎下腺(がっかせん)という唾液腺(だえきせん)のところに、カルシウムが石化(せきか)して「唾石(だせき)」となって顎下腺を塞(ふさ)ぎ、溜(た)まった唾液(だえき)に細菌が侵入(しんにゅう)し、感染症(かんせんしょう)となった。

下顎(したあご)の左が腫(は)れ上がり、痛くてしょうがなかった。

近所の歯科医院に足を運んだけれど、レントゲン撮影やCT[=コンピュータ断層撮影(コンピュータだんそうさつえい):Computed Tomography]などの結果、なんだかわからないという。これは、歯科医師の過失(かしつ)とはいえないようだ。私の唾石が異常なまでに大きすぎたからであるらしい。ものごとは巨大化しすぎると、別のものに見えるという例だろう。

そこの歯科医師の紹介状で、即座(そくざ)に日本歯科大学附属病院に行った。

診察後、最強の抗生剤(こうせいざいantibiotics:昔は抗生物質と呼んでいた気がする)と痛み止めを処方(しょほう)してもらった。

のちに、唾石(だせき)を取り除く手術をしなければいけないので、ちょっと憂鬱(ゆううつ)である。

2014年5月3日土曜日

徴兵忌避(ちょうへいきひ)はいくらでもできた。

徴兵忌避(ちょうへいきひ)はいくらでもできた。

学徒動員の動画などを目にすると、当時の大学進学率の低さからすると、エリートである彼らが兵士として動員されるので、涙を誘(さそ)われるようだ。

しかし、戦争に行くのが嫌なのであれば、いくらでも徴兵忌避(ちょうへいきひ)はいくらでもできた。

まず、徴兵検査(ちょうへいけんさ)の前に、醤油(しょうゆ)を1升(いっしょう)、飲み干せば、塩分などのせいで心臓の鼓動(こどう)が激しくなり、徴兵検査で不合格になる。これは、相当に有名な話であるらしく、小学校・中学校・高等学校で、それぞれ、この話をする教師がいた。しかしながら、実際には行なわれていなかったようだ。

長男は家督(かとく)を継がなければならないから、自ら志願しないかぎり、徴兵されない。跡継(あとつ)ぎを残さなければ、家族制度が崩壊(ほうかい)する。

ということは、分家を拵(こしら)えたり、男子の子どものいない親戚の養子になると、徴兵されないということになる。

徴兵令施行、免役規定の縮小・廃止が遅れた北海道の一部地域に本籍地を移すという方法もあった。

作家の三島由紀夫は、その著(ちょ)『仮面の告白』によれば、徴兵検査に合格したものの入隊検査の際に、風邪(かぜ)をこじらせ、気管支炎となった。三島由紀夫自身、巧(たく)みに誘導して、気管支炎を肺浸潤(はいしんじゅん)と医師に誤診(ごしん)させて、入隊を逃(のが)れた。

ひたすら、山奥に逃げて、戦争が終わるまで自給自足の生活をするという方法もあった。

うちの地元では、鉈(なた)で足の指を切り落として、徴兵されないようにした人がいた。ニューギニア戦線に行かされるくらいなら不具者(ふぐしゃ)になる道を選んだ人がいるのだ。

また、発狂して徴兵されなかった人もいる。本当に発狂したのか、発狂したふりをしただけなのかは不明だが……。

和歌山県民は、メンタルが弱いような気がする。

理工系学部の学生や、教育学部の理科・数学の教員養成課程の学生は、戦後に、国力を維持するなり、国家を再興(さいこう)するなりする際には、必要な人材なので、徴兵することなく、早稲田大学や慶應義塾大学をはじめとする私立大学文系学部の学生は、「お国のために南方戦線で死んでこい」と、学徒動員が実施(じっし)された。

不謹慎(ふきんしん)だと思う人が多いのだろうが、大学生になることで徴兵免除(ちょうへいめんじょ)を狙(ねら)うのであれば、旧帝国大学理系学部に進学すべきであったのに、今よりもずいぶんとレベルの低い私立大学文系にしか進学できなかったのであるから、さほど悲しいとは感じない。徴兵忌避(ちょうへいきひ)がしたければ、もっと勉強しておけばよかったのにとしか思わない。学徒動員の動画を見ると、もしかすると、今すぐには出征(しゅっせい)する気はなかったが、いざとなれば、お国のために戦うと考えていた人たちなのかなとも思う。

自分の出身高校の数学教師に、大阪大学医学部5年中退という先生がいた。数学部に2人いる顧問(こもん)のひとりだった。大阪大学医学部5年中退ということを知り、私を含めた数学部の部員が驚いた。滅茶苦茶(めちゃくちゃ)勉強できるやんと。

その先生がこんなことを言った。

徴兵忌避のために国立大学の理系学部に進学しようとした。昭和15年のことだ。当時の国立大学の理系学部の難易度は、難しい順に、工学部・農学部・理学部・医学部だった。頭がよくなかったから、大阪大学医学部くらいにしか進学できなかった。大学5年生のときに、戦争が終わった。徴兵忌避のためだけに医学部に進学したのであって、別に医師になりたいとは思っていなかったので、さっさと中退した。もともとは、江戸時代から続く庄屋(しょうや)さんの血筋(ちすじ)である。農地改革で土地はかなり奪われたけれども、それでも働かなくても生活できる環境にあった。しかし、働かないでいるのは、世間体(せけんてい)が悪いので、高校の数学教師になった。もともと、数学教師の仕事が好きというわけではなく、定年退職の前に辞(や)めると、恩給(おんきゅう)の金額が増えるので、今回、退職することにした。

私が高校2年生のときのことだ。

羨(うらや)ましい人生だな。

それはともかく、真面目に勉強して、かつ頭がそれほど悪くなければ、徴兵されずに済(す)んだんだよ。

2014年5月2日金曜日

PRO-VISIONという高等学校の英語教科書は教科書ガイドを出さないことで、採用校を増やす戦略を採っている。

PRO-VISIONという高等学校の英語教科書がある。桐原書店が発行している。

PRO-VISIONの特徴のひとつは、教科書ガイドを発行していないということである。

教科書ガイドには、新らしく登場した単語や熟語の意味が掲載されていたり、難解な表現に註釈がついていたりするので、予習の手間が大いに省ける。

しかしながら、ところどころで、肝心(かんじん)な部分で解説がないことがある。

これは、すべてを解説すると生徒が授業を聞かなくなるので、部分的に、教師の授業を聴かないかぎりわからない部分を残すという戦略である。

さて、PRO-VISIONという教科書には教科書ガイドがない。

教師のなかには、辞書を丹念(たんねん)に引き、参考書を調べなければならないという信念を抱いている者がいる。

もちろん、大学進学の実績の高い高等学校の生徒は、かなりの高確率で、辞書を引き、参考書を調べるものであるが、大学進学の実績がそれほど芳(かんば)しくない高等学校では、生徒は辞書を引かないし、参考書で文法事項を調べることはしない。

真面目な生徒でも、ノートに書き写した英文に、教科書ガイドに書いてあることを書き写すだけだったりするくらいである。

そういう態度を不愉快に思う英語教師の多い高等学校では、教科書ガイドがないPRO-VISIONを選ぶ場合がある。

ということは、底辺校ほどではないにしても、PRO-VISIONを採用している高等学校の大学進学実績は、「すこぶるよい」というわけではないということになる。

ところで、私の出身高等学校である和歌山県立橋本高等学校では、ある年度から、教科書ガイドのない英語の教科書に切り換えた。

私が在籍していたときには、東京書籍のNew Horizonを使っていた。New Horizonには、中学生用の教科書と高校生用の教科書との両方があり、教科書ガイドもあった。

橋本高等学校が、教科書ガイドのない英語教科書採用に踏(ふ)み切った理由は、その前年度の3月に卒業した連中が、教科書ガイドを引き写すだけの者が大多数だったからだという。怠(なま)け者が多数派であったのだ。

その駄目(だめ)な卒業生というのは、私の学年のことだった。

2014年5月1日木曜日

南カリフォルニア大学の哲学の教授は教条主義的(きょうじょうしゅぎてき)ヴィトゲンシュタイニアン[=ヴィトゲンシュタイン主義者]だった。

昨日のつづきである。

南カリフォルニア大学の哲学の教授が早稲田大学国際学部に1年間、在籍した。

哲学科哲学専修の学生が、数人、その教授の住まいを訪(おとず)れ、軽い講義を受けるようになった。

暫(しばら)くすると、その教授は、早稲田大学の哲学科哲学専修の英米哲学の教授などと話をしたいと言い出した。

そこで、英米哲学の教授と専任講師にそのことを話し、講師控室(こうしひかえしつ)で、面談する手筈(てはず)を組んだ。

その際(さい)に、英米哲学の専任講師には、「あの教授は、教条主義的(きょうじょうしゅぎてき)ヴィトゲンシュタイニアン[=ヴィトゲンシュタイン主義者]ですよ」と言ったところ、「自分の見解に合わない人物を『教条主義的』と批判するのは、よくないことだ」と言った。

講師控室での面談を終えた専任講師は言った。

「済(す)まない。本当に教条主義的ヴィトゲンシュタイニアンだった」

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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