2012年11月10日土曜日

インドネシアの青年にJKT48の動画を見せてあげたところ、……

インドネシアIndonesiaの青年が近所の工務店に勤めている。そのインドネシア青年と話をしたときに、JKT48のことを話したが、知らないという。

JKT48とはインドネシアのジャカルタJakartaで結成されたアイドル=グループである。Jakartaのr以外の子音からJKTとし、アイドルとしての売り出し方は、AKB48のフォーマットに基づくものだそうで、48をつけて、JKT48としたものである。

当校の生徒が帰った後で、YouTubeにアップロードされているJKT48の動画を、インドネシア青年に見せたところ、インドネシアにこんなにも綺麗(きれい)な女の子がいるとは……と驚いていた。

この話を当校の生徒たちに話したところ、こんなことを言った生徒がいた。

 AKB48は、不細工(ぶさいく)で未完成な人たちを集めて、整形手術も含めて、その成長を楽しむというものである。ところが、それなりの収益(しゅうえき)を出すまでに時間がかかりすぎて、途中で追加投資を依頼しなければならなくなり、挙(あ)げ句(く)の果(は)ては、投資者のマンションの合鍵(あいかぎ)をAKB48のメンバーに渡(わた)すなどというようなことをして、週刊誌で報道されたりもした。
 こうしたことを反省して、先ほどのインドネシア青年の発言が正しければ、最初から美少女を集めて、少なくとも外見は完成されたもの、つまり、インドネシアの人の感覚で、ものすごい美少女だらけにして、売り出したのではないか?

そう言われると、そんな気もしなくもないなあ。

また、クール=ジャパンCool Japanの一環(いっかん)として、JKT48は結成されている。テレビでの露出(ろしゅつ)を増やすために、日本企業のテレビ広告にJKT48を起用している。私の知るかぎりでは、ポカリ=スエット・ヤマハモーターズ=インドネシア・Biore(ビオレ)・シャープ=アクオスSHARP AQUOSなどがある。
なかでも、ポカリ=スエットは、ミネラル=ウォーターを飲むよりも健康によいと訴えたこともあり、この夏、インドネシアで売れに売れたそうである。

こうしたやり方、つまり、日本の芸能人を強引に売り込むのではなく、アイドルの売り出し方の方法論だけを売り、成員(せいいん)はその国の人々で揃(そろ)えるというのは、じつに日本らしいやり方だし、また、AKB48での失敗を改善して、おそらくはとびきりの美少女を集め、さらには、短期間で知名度を上げるために、日本企業によるインドネシアでのテレビ広告に出演させている。

以上のことを考えた者(たぶん、若手官僚)はじつに賢(かしこ)い。

ところで、タータンチェックを基本とした衣装(いしょう)は、くだんのインドネシア人によると、頗(すこぶ)る新鮮に感じるそうである。




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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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