2009年6月10日水曜日

白バイに追いかけられたときの正しい逃げ方

 白バイ(正式名称:交通取締り用自動二輪車)に追いかけられたときの正しい逃げ方について述べる。
 もっとも、ここで述べる逃げ方は、路地のある都市部にかぎったものであって、周辺に何もないような田舎での逃げ方ではない。

 まず、オートバイにかぎらず、日本人は左折は得意だが、右折は苦手という特質に着目しておいてもらいたい。日本の道路は、英国と同様、自動車・オートバイは左側通行である。したがって、対向車線に注意しながら右折しなければならない。とりわけ、東京のように片側3斜線が普通だと、右折は面倒だし、危険だし、手間・時間がかかる。
 その結果、とりわけ、東京の場合、右折を1回するよりも、左折を3回繰り返したほうが時間的にも速く移動できることがよくある。
 東京でなくても、日本人は概(がい)して右折が得意ではない。
 以上のように、左折する癖がついているので、白バイに追いかけられると、とくに意識しないと、左折を繰り返して、白バイから逃げ回ることになる。
 そして、白バイ隊員もこのことを熟知している。逃げるオートバイを見失うと、とりあえず左折するのだ。白バイ隊員はこの原則にしたがって、追いかける。
 ということは、一旦(いったん)左折して、白バイから自分が見えない位置になったら、そのときに、つぎの十字路を右折すればよいのである。

 以上の内容は、あくまでも理論にすぎない。ただし、白バイ隊員に直接、訊(たず)ねたところ、「よく知ってるな」と感心された事実はある。しかし、実戦データがない。
 さらに、白バイ隊員の運転技量は、並のオートバイ乗りがかなうものではなく、白バイ隊員が本気を出せば、簡単に追いつかれてしまう。白バイ隊員が本気を出さないのは、あくまでも安全第一であり、本気を出さなくても、たいていは相手が自滅するからであるらしい。
 元F1ドライバーのニキ=ラウダNiki Laudaは、現役時代、強引な追い越しを仕掛けなかった。ただ、相手ドライバーの背後にピタリとついて走るだけだ。緊張に耐え切れなくなった相手が勝手にミスをした瞬間に、すかさずオーバーテイクした。いってみれば、全盛期のニキ=ラウダのように白バイ隊員は、じわりと逃げるオートバイを追い詰める。
 だから、逃げようとしないで、とっとと捕まるのが、じつは正しい。私自身、上京してからは1度たりとも、逃げたことはない。

  

 ↑このDVDを観れば、小僧が逃げても無駄だということがよくわかるよ。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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