2013年8月10日土曜日

昨日、『風立ちぬ』を映画館で観(み)た。

昨日、すなわち8月9日金曜日に『風立ちぬ』を「ユナイテッド・シネマとしまえん」で観(み)た。

相変わらず、最後がぐだぐだの映画で、結末までを予定調和的に終熄(しゅうそく=終息)することはなかった。宮崎駿(みやざきはやお)には大河ドラマをアニメでやる能力は、やはり、ないのだろう。

けれども、さまざまなエピソードを積み重ねるだけで終わるというのは、ある意味では、「前衛」的だと思った。その点は高く評価してよい。

それにしても、堀越二郎が里見菜穂子に何度もキスをする場面がある。当時の感覚としては、結核(けっかく)は不治(ふじ)の病(やまい)であり、結核病患者とキスを何度も交わすのは、いくぶん危険な行為であるが、そこに純愛を見出す人もいるようだ。

感動している人たちは、運命の出会いの経緯(いきさつ)があった上で、結核患者とキスをするという行為に感動しているのだろう。

ところで、『風立ちぬ』を観たいと言っていながら、これまで観(み)に行かなかったのは、午前中に起きられなかったからである。当校では夏休み期間中は昼から開室している。午前9時までに起きられないから、観に行けないと言っていたのに、昨日(8日9日金曜日)に観に行った。

すると、当校の生徒が驚いていたので、言ってやった。

「ぼくは、こう見えても、やればできる子なんです」

どういうわけか、爆笑された。満点が4.00のGPA (Grade Point Average)で、大学での成績が3.76の人間が言うから、おもしろいのだろうな。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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