2013年10月1日火曜日

今も、高床式倉庫は、全国各地でつぎからつぎへと造られているよ。

高床式倉庫(たかゆかしきそうこ)は、日本にあっては、縄文時代には、すでに見られる。日本のように温暖湿潤(おんだんしつじゅん)な気候では、地面に接する倉庫は具合が悪い。湿度が高すぎるのである。また、古代の高床式倉庫には、いわゆる鼠返し(ねずみがえし)もあり、鼠に対する防御(ぼうぎょ)という点でも高床式にすべきであったのだろう。

ところで、高床式倉庫は、現在の日本でも、全国各地で造られている。

この高床式倉庫は「こうしょうしきそうこ」と読む。ロジスティックス(兵站学(へいたんがく))の用語である。

倉庫の床の高さをトラックなどの荷台の高さと同じにするのである。そうすることによって、荷物の積み下ろしを効率化させる。いちいち、荷物をトラックから降(お)ろさなくて済(す)むのだ。水平移動で済む。

とはいえ、新入社員がロジスティックスの部門に配属され、間違って「たかゆかしきそうこ」を読んでしまう事態(じたい)が頻繁(ひんぱん)に起こっているだろう。

トラックの荷台と高さが同調(どうちょう)していることから、床高同調型倉庫(しょうこうどうちょうがたそうこ)とでもしていれば、かっこよかったと思うんだけどね。



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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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