2014年5月30日金曜日

慶應義塾幼稚舎を専門とする小学校受験の塾でのすごい受講料の設定

慶應義塾幼稚舎というのは、「幼稚舎」という名前だが、慶應義塾大学の附属小学校であるが、そこを専門とする小学校受験の専門塾がある。

そういうところの受講料は、さぞかし高額なのだろうと、だれもが思ってしまうし、事実、小学校受験としては高額である。

しかし、度肝(どぎも)を抜(ぬ)かれる授業料設定がある。

授業料が設定されていないのだ。親は、好きなだけ払えばよいという。

それでも、いったい、いくら払えばいいのか見当(けんとう)がつかないので、少なすぎるといけないと思って、一応(いちおう)、目安(めやす)を教えてくださいと経営者に訊(たず)ねる場合がある。

すると、経営者は、にっこりと微笑(ほほえ)んで、「お心(こころ)のままに」とだけ答える。

それだと、少なく払う親がいるのではないかと考えるのは早計(そうけい)である。

慶應義塾ともなれば、費用がむちゃくちゃかかる。

幼稚舎の初年度納付金は153万6480円で、横浜初等部では、186万円である。

私立大学の文系学部よりも高額なのである。

慶應義塾は幼稚舎から高等学校までは、すこぶる高額に設定しているが、大学と大学院は安価(あんか)である。

これは、貧乏人は附属に来るなというメッセージである。

一方、大学や大学院での費用が低く設定されているのは、優秀な人材を集めるためである。

また、慶應義塾では、国立大学の滑(すべ)り止めとして受験した場合、入学手続きを済ませていても、入学金が戻ってくる。一般の私立大学では授業料は戻ってきても、入学金は戻らない。

そうすることで、国立大学を第1希望としている受験生は、滑り止めとして、早稲田大学には入学手続きをせず、慶應義塾大学に入学手続きをする。

このようにして、優秀な人材を慶應義塾の同窓生組織である三田会(みたかい)に取り込む。

話は元に戻って、授業料の設定がないとしても、どうやら、親は高額な授業料を、幼稚舎専門塾に支払う。

幼稚舎から慶應義塾に入れたいと考える親なら、すごい富裕層に属する。お金なら、いくらでもある。

学費なら、なんとか出せるというレベルのサラリーマンなら、幼稚舎などの名門小学校に入れないほうがいいとされる。

子どもが恥(は)ずかしい思いをしないように、身なりや持ち物に気を遣(つか)わなければならず、お金がかかる。子どもの親同士(おやどうし)のつきあいで、バーベキュー=パーティーや別荘に招待されると、数万円のワインくらいは持っていかないといけない。

学費だけの問題ではないのであるから、幼稚舎に子どもを入れようとする親は、図抜(ずぬ)けた金持ちなのである。

少なく払うとちゃんと面倒を見てもらえないのではないかと疑心暗鬼(ぎしんあんき)になる。また、これだけの合格者を出しているのだから、もしかすると幼稚舎と深い繋(つな)がりがあり、便宜を図(はか)ってもらえるかもしれないと考えてしまう。

その結果、下手(へた)に高額な授業料を設定するよりも、売り上げが増すのだろう。

なかなかうまい商売の仕方(しかた)だが、これって、合法的な詐欺(さぎ)のようなものになるのではないか?

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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