慶應義塾幼稚舎というのは、「幼稚舎」という名前だが、慶應義塾大学の附属小学校であるが、そこを専門とする小学校受験の専門塾がある。
そういうところの受講料は、さぞかし高額なのだろうと、だれもが思ってしまうし、事実、小学校受験としては高額である。
しかし、度肝(どぎも)を抜(ぬ)かれる授業料設定がある。
授業料が設定されていないのだ。親は、好きなだけ払えばよいという。
それでも、いったい、いくら払えばいいのか見当(けんとう)がつかないので、少なすぎるといけないと思って、一応(いちおう)、目安(めやす)を教えてくださいと経営者に訊(たず)ねる場合がある。
すると、経営者は、にっこりと微笑(ほほえ)んで、「お心(こころ)のままに」とだけ答える。
それだと、少なく払う親がいるのではないかと考えるのは早計(そうけい)である。
慶應義塾ともなれば、費用がむちゃくちゃかかる。
幼稚舎の初年度納付金は153万6480円で、横浜初等部では、186万円である。
私立大学の文系学部よりも高額なのである。
慶應義塾は幼稚舎から高等学校までは、すこぶる高額に設定しているが、大学と大学院は安価(あんか)である。
これは、貧乏人は附属に来るなというメッセージである。
一方、大学や大学院での費用が低く設定されているのは、優秀な人材を集めるためである。
また、慶應義塾では、国立大学の滑(すべ)り止めとして受験した場合、入学手続きを済ませていても、入学金が戻ってくる。一般の私立大学では授業料は戻ってきても、入学金は戻らない。
そうすることで、国立大学を第1希望としている受験生は、滑り止めとして、早稲田大学には入学手続きをせず、慶應義塾大学に入学手続きをする。
このようにして、優秀な人材を慶應義塾の同窓生組織である三田会(みたかい)に取り込む。
話は元に戻って、授業料の設定がないとしても、どうやら、親は高額な授業料を、幼稚舎専門塾に支払う。
幼稚舎から慶應義塾に入れたいと考える親なら、すごい富裕層に属する。お金なら、いくらでもある。
学費なら、なんとか出せるというレベルのサラリーマンなら、幼稚舎などの名門小学校に入れないほうがいいとされる。
子どもが恥(は)ずかしい思いをしないように、身なりや持ち物に気を遣(つか)わなければならず、お金がかかる。子どもの親同士(おやどうし)のつきあいで、バーベキュー=パーティーや別荘に招待されると、数万円のワインくらいは持っていかないといけない。
学費だけの問題ではないのであるから、幼稚舎に子どもを入れようとする親は、図抜(ずぬ)けた金持ちなのである。
少なく払うとちゃんと面倒を見てもらえないのではないかと疑心暗鬼(ぎしんあんき)になる。また、これだけの合格者を出しているのだから、もしかすると幼稚舎と深い繋(つな)がりがあり、便宜を図(はか)ってもらえるかもしれないと考えてしまう。
その結果、下手(へた)に高額な授業料を設定するよりも、売り上げが増すのだろう。
なかなかうまい商売の仕方(しかた)だが、これって、合法的な詐欺(さぎ)のようなものになるのではないか?
2014年5月30日金曜日
2014年3月21日金曜日
副将・副キャプテン・副部長だらけの慶應義塾大学
以前に、早稲田大学くらいでも、文化部や運動部、サークルの部長や幹事長の場合は、企業からの勧誘が多数、来るということを書いた。
慶應義塾大学では、副将・副キャプテン・副部長だらけになっているそうだ。
ひとつの文化部・運動部・サークルで、副将・副キャプテン・副部長が10人くらいいる場合があるそうである。
そうすることで、1流企業の採用を増やそうという戦略(せんりゃく)であるらしい。
このあたり、慶應義塾大学は、早稲田大学よりも賢(かしこ)いなあ。
慶應義塾大学では、副将・副キャプテン・副部長だらけになっているそうだ。
ひとつの文化部・運動部・サークルで、副将・副キャプテン・副部長が10人くらいいる場合があるそうである。
そうすることで、1流企業の採用を増やそうという戦略(せんりゃく)であるらしい。
このあたり、慶應義塾大学は、早稲田大学よりも賢(かしこ)いなあ。
2014年2月6日木曜日
サッカー部のことを、早稲田大学では「ア式蹴球部」と呼ぶが、慶応義塾大学では「ソッカー部」と呼ぶ。
一般の大学では、サッカー部は「サッカー部」なんだろう。
けれども、早稲田大学では「ア式蹴球部(あしきしゅうきゅうぶ)」という。
「ア式」というのは、「アソシエーション式」、つまり、「フットボール協会式association式」ということである。
なお、早稲田のアメリカン=フットボール部は「米式蹴球部(べいしきしゅうきゅうぶ)」であり、ラグビー部は「ラグビー蹴球部」という。
「ア式」というのは、「アソシエーション式」、つまり、「フットボール協会式association式」ということである。
なお、早稲田のアメリカン=フットボール部は「米式蹴球部(べいしきしゅうきゅうぶ)」であり、ラグビー部は「ラグビー蹴球部」という。
一方、慶應義塾大学のサッカー部は「ソッカー部」という。
アメリカ英語のsoccerを、どうやら、イギリス英語読みをしているらしい。
これは、かなり恥(は)ずかしい。
これに対する言い訳として、慶應義塾大学のソッカー部は、「ラテン語読みをしているのだ」と言い張っている。
soccerは、ラテン語では、「病気」という意味らしい。
恥(はじ)の上塗(うわぬ)りだ。
2010年6月9日水曜日
リーマン=ブラザーズ=ショック(Lehman Brothers Shock)後の高校進学
2008年9月にリーマン=ブラザーズが破綻(はたん)したので、世界的な金融危機が生じた。その結果、ある所得層は私立高校への進学を避け、東京では都立高校進学へと大幅にシフトした。その結果、2009年度・2010年度の高校入試では、従来ならばワンランク上の私立高校に進学していたような階層が、こぞって都立高校に進学した。授業料の廉(やす)い都立高校に確実に進学するために、従来では考えられないくらいにランクを落とした例も少なくないようだ。
リーマン=ブラザーズ=ショック以前と以後とでは、同じ都立高校とはいえ、生徒の水準が大幅に変わった。
端的にいえば、現時点での3年生は学力水準が低く、1年生・2年生は、3年生と較べて高い。
もちろん、上位の高校と下位の高校では、それほどの開きはないが、そこそこのレベル、偏差値でいえば、50から60あたりの高校は、学力差が大きくなったようだ。
「3年生は変ですよ」「なんかちがうんですよね」という発言が見られるそうだ。
リーマン=ブラザーズ=ショック直後の入試では、たとえば、成蹊高校は志願者数を減らした。この高校は「武蔵野の慶應」と呼ばれることがあるのだが、不況となると、志願者が激減した。
もっとも、本家(?)である慶應義塾高校は、競争率が極度に下がったわけではないらしい。このあたりは、さすがは慶應義塾だな。
2009年10月2日金曜日
娘が早稲田と慶應義塾の両方の文学部に合格したとき、早稲田出身の父親は必ず慶應義塾に入れる理由
大学受験において早稲田大学文学部と慶應義塾大学文学部の両方に自分の娘が合格した場合、父親が早稲田出身であると、ほとんどの場合、慶應義塾大学文学部に進学させる。
さまざまな事例を検討しても、その傾向が見て取れるし、早稲田の校友会誌である『早稲田学報』では、記憶しているかぎり、例外はない。
なぜか?
まず、私の知るかぎり、単位認定が慶應義塾よりも早稲田のほうが辛(から)いようである。
娘には苦労させたくなければ、両方に合格したなら、慶應義塾を奨(すす)めるのは当然であろう。
とはいえ、つぎの違いが大きな原因であろう。
慶應義塾の場合、いわゆる「学年割れ」で、1・2年生のときは、横浜市にある日吉キャンパスで勉学に励み、3・4年生のときは、港区の三田キャンパスで勉学に励む。
一方、早稲田の場合、文学部なら、4年間、新宿区戸山キャンパスで過ごすわけだが、「戸山キャンパス」とはいえ、本部キャンパス(新宿区西早稲田)と隣接しているようなものだから、文学部以外にも、政治経済学部・法学部・商学部などと、4年間、一緒だと考えてよい(この場合、教育学部と社会科学部は考慮に入れなくてよい。文学部の女子学生はつき合わないから)。
ここで「4年間、一緒」というのが曲者(くせもの)である。
大学1年生のときに、3年生くらいの学生を見ると、じつに頼(たの)もしく思える(本当は大したことはないのだが)。それで、つい、うっかり、つき合ってしまう。それで、「食われ」たり、「やり逃げ」されたりするわけだ。
とりわけ、父親が女性にモテるタイプであった場合、自分のしたことから考えて、おそろしくて、自分の娘は絶対に早稲田には進学させたくないと考える。
慶應義塾の場合、入学したてのときに、横浜にある日吉キャンパスにいるわけだが、1・2年生だけである。3年生で、落した単位のために来る者はいるにしても、落第している学生はいささかも頼もしくない。ひっかかることはない。
娘を進学させるならば、慶應義塾が早稲田よりも安全なのである。
早稲女(わせじょ、早稲田の女子学生のこと)に、ぶさ……もとい、決して美人とはいえない女子学生ばかりなのは、男子学生に言い寄られることがないと確信が持てる場合にのみ、早稲田に進学させるからである。結果的に、ぶさい……もとい、決して美人とはいえない女子学生が多くなるのだ。
似たような理由から、早稲田出身者の父親は、娘を青山学院高等部には進学させたくないと考える。大学受験なしで大学に進学できる状況で、高校生の男女が同じ教室にいるというのは、すこぶる危険だと考えるからだ。
ちなみに、井上一馬という翻訳家は高校生のときに共学高に通っていたせいで、恋愛にうつつを抜かし、東京外国語大学にしか進学できなかったことを後悔した上で、娘の進学を考える上で、大学附属の共学の高等学校は避けたいと書いていた(と記憶している)。
その点、慶應義塾幼稚舎・中等部に娘を入れたとしても、高校生のなるときには、男子を慶應義塾高等学校に、女子を慶應義塾女子高等学校に進学させて、男子塾生からきちんと隔離(かくり)してくれる。じつに安心のシステムだ。
ま、理想をいえば、オックスフォード大学か、ケンブリッジ大学に進学してもらえるとうれしいかな。あそこは、男子学生の出身校であるパブリックスクール(全寮制の私立男子校)の伝統から、男子学生には同性愛者が多いからな。慶應義塾以上に安心のシステムだな。
さまざまな事例を検討しても、その傾向が見て取れるし、早稲田の校友会誌である『早稲田学報』では、記憶しているかぎり、例外はない。
なぜか?
まず、私の知るかぎり、単位認定が慶應義塾よりも早稲田のほうが辛(から)いようである。
娘には苦労させたくなければ、両方に合格したなら、慶應義塾を奨(すす)めるのは当然であろう。
とはいえ、つぎの違いが大きな原因であろう。
慶應義塾の場合、いわゆる「学年割れ」で、1・2年生のときは、横浜市にある日吉キャンパスで勉学に励み、3・4年生のときは、港区の三田キャンパスで勉学に励む。
一方、早稲田の場合、文学部なら、4年間、新宿区戸山キャンパスで過ごすわけだが、「戸山キャンパス」とはいえ、本部キャンパス(新宿区西早稲田)と隣接しているようなものだから、文学部以外にも、政治経済学部・法学部・商学部などと、4年間、一緒だと考えてよい(この場合、教育学部と社会科学部は考慮に入れなくてよい。文学部の女子学生はつき合わないから)。
ここで「4年間、一緒」というのが曲者(くせもの)である。
大学1年生のときに、3年生くらいの学生を見ると、じつに頼(たの)もしく思える(本当は大したことはないのだが)。それで、つい、うっかり、つき合ってしまう。それで、「食われ」たり、「やり逃げ」されたりするわけだ。
とりわけ、父親が女性にモテるタイプであった場合、自分のしたことから考えて、おそろしくて、自分の娘は絶対に早稲田には進学させたくないと考える。
慶應義塾の場合、入学したてのときに、横浜にある日吉キャンパスにいるわけだが、1・2年生だけである。3年生で、落した単位のために来る者はいるにしても、落第している学生はいささかも頼もしくない。ひっかかることはない。
娘を進学させるならば、慶應義塾が早稲田よりも安全なのである。
早稲女(わせじょ、早稲田の女子学生のこと)に、ぶさ……もとい、決して美人とはいえない女子学生ばかりなのは、男子学生に言い寄られることがないと確信が持てる場合にのみ、早稲田に進学させるからである。結果的に、ぶさい……もとい、決して美人とはいえない女子学生が多くなるのだ。
似たような理由から、早稲田出身者の父親は、娘を青山学院高等部には進学させたくないと考える。大学受験なしで大学に進学できる状況で、高校生の男女が同じ教室にいるというのは、すこぶる危険だと考えるからだ。
ちなみに、井上一馬という翻訳家は高校生のときに共学高に通っていたせいで、恋愛にうつつを抜かし、東京外国語大学にしか進学できなかったことを後悔した上で、娘の進学を考える上で、大学附属の共学の高等学校は避けたいと書いていた(と記憶している)。
その点、慶應義塾幼稚舎・中等部に娘を入れたとしても、高校生のなるときには、男子を慶應義塾高等学校に、女子を慶應義塾女子高等学校に進学させて、男子塾生からきちんと隔離(かくり)してくれる。じつに安心のシステムだ。
こうしたことを考慮すると、慶應義塾というのは、本当にうまいことを考えているなあと感心する。
お前は自分に娘がいたら、どうするつもりだと訊(き)かれれば、自分に似ていたら、男子学生にモテるとは思えないから、早稲田に進学してもいいと思っている。こういうことがあるから、早稲女はぶさいく……もとい、美人とはいいかねる女子学生ばかりになるんだろうな。万が一にでも、美人だったら、絶対に早稲田には入れたくないな。
ま、理想をいえば、オックスフォード大学か、ケンブリッジ大学に進学してもらえるとうれしいかな。あそこは、男子学生の出身校であるパブリックスクール(全寮制の私立男子校)の伝統から、男子学生には同性愛者が多いからな。慶應義塾以上に安心のシステムだな。
2009年9月28日月曜日
慶應義塾と青山学院を対象にした大学合格斡旋詐欺(あっせんさぎ)
以前、慶應義塾大学と青山学院大学とを対象にした大学合格斡旋詐欺があった。
その手口は、うまく考えらたものであった。こういうものだ。
斡旋手数料は総額で、慶應義塾大学は3,500万円で、青山学院大学は2,500万円である。最近は景気がよくないので、この値段だが、以前なら、慶應義塾だと1億円は出さなければなかった(←これで3,500万円は廉(やす)いと思わせる。それにしても、個人的には、青山学院の価値が、とりわけ男子学生にとって、慶應義塾の7分の5もあるとは思えないのだが)。
慶應義塾大学の場合、国会三田会という慶應義塾出身の集まりがある。三田会というのは慶應義塾の同窓会の名称である。三田会の三田は、慶應義塾の本部所在地である東京都港区三田二丁目15番45号に由来する。あまたある三田会のうち、衆議院議員・参議院議員などで構成されるのが国会三田会である。
国会議員を通じて大学側に入学試験での得点の上乗せを依頼する。もっとも、箸(はし)にも棒にもかからない成績で、得点の上乗せをしても合格最低点に届かない場合は、不合格になってしまうが、その場合は、3,500万円を全額、返却する。合格の場合は、こちらの手数料を引いた分を政治献金という形で国会三田会に送金する。
この斡旋詐欺のうまいところは、不合格の場合には全額返却というところである。これなら、文句は出ない。
また、実際には、国会議員に斡旋していない。合格しているのは、実力で合格した受験生だけである。絶対確実に合格すると確証がない場合、経済的に余裕のある保護者の中には、わずか3,500万円で10点なり、15点なりが上乗せしてもらえるのならば廉(やす)いと考える。
一般の大卒者の平均生涯賃金が2憶5千万円のところ、早慶以上になると平均が、3億5千万円だ(これについて、文学部出身者、とりわけ哲学科出身者が一所懸命に平均生涯賃金を下げる努力をしているのだが、力(ちから)及ばずである)。単純に考えて、1億円の差だから、3,500万円を投資しても、6,500万円分、お得になるから、犯罪という点を除けば、合格斡旋に3,500万円を投資するのは、経済学的に合理的な行為である。
合格した場合にのみ、斡旋料を着服し、不合格の場合には返却しているのだから、この詐欺はばれるはずがなかった。ところが、ばれてしまった。
合格発表の前に、すでに受け取っている斡旋料を遣(つか)い込んでいたのである。当然、斡旋料の全額返却ができず、被害者に訴(うった)えられ、発覚した。
合格発表まで、遣(つか)い込まずにいたら、けっしてばれることはなかったんだろうなあ。
この事件が発覚した直後、学習院の女子中等科の説明会だったと記憶しているのだが、学習院では、中学受験・高校受験・大学受験では、コネや不正はまったくないので、甘いことばに騙(だま)されないようにと、何度も言っていたそうだ。
学習院幼稚園と学習院初等科については、コネなどが使えないとは言っていなかった。うーん、ちょっと気になるところだ。
2009年9月23日水曜日
コンビニ弁当の人気ランキングは、社長や役員の出身大学と関係があった。
コンビニ弁当の人気と、それぞれの会社の社長や役員の出身大学との相関関係に気づいた。
まず、結論を述べておくと、おいしいと評価されるコンビニ弁当は、それぞれのコンビニエンス=ストアの役員の多数派出身大学の学生食堂の評価と一致しているという事実に辿(たど)り着いたのだ。
このことに気づいたきっかけは、ファミリー=マートの最多数役員を輩出している大学が早稲田大学だと知ったことにある。学生時代に、学生食堂はまずいわ、大学近辺の食堂もまずいわで、ろくでもない環境で過ごしているから、まずくても気にならないから、インターネット調査会社のマイボイスコムのアンケート結果で、あまりおいしくないとされたのだろうと思った。
その調査結果はつぎのとおり。
「どのコンビニ弁当が一番おいしいか」
セブンイレブン 44.4%
ローソン 9.6%
ファミリーマート 8.2%
サークルK・サンクス 4.3%
am/pm 3.2%
ミニストップ 1.4%
ポプラ 0.7%
デイリーヤマザキ 0.5%
スリーエフ 0.2%
その他 1.6%
わからない 25.4%
無回答 0.4%
店舗数の少ないところを除いて、上位3社について、社長や役員についてつぎのことが言える。
セブンイレブン Seven-Eleven Japan Co. Ltd / 7-Eleven (看板ではELEVEnとなっている。もともとのアメリカのセブンイレブンは7-Elevenと表記するようだ。それにしても、看板のELEVEnは最後がどうして小文字のnなのだろうか?)
『就職でトクする大学 損する大学ランキング 2008年版』によれば、最多数役員を輩出している大学は中央大学である。社長の鈴木敏文(すずきとしふみ)が中央大学経済学部出身ということもあるのだろう。(関係ないけど、微分・積分(びぶん・せきぶん)を教えているときに、「微分・積分、いい気分」と、ときどき言ってみるが、ウケた試(ため)しがない。)
ローソン Lawson Inc.
代表取締役社長兼CEO(Chief Executive Officer最高経営責任者)の新浪健史(にいなみたけし)は、慶應義塾大学経済学部卒業。ローソンの最多数役員を輩出している大学は不明。親会社はダイエーであったが、現在の筆頭株主は三菱商事である。代表取締役兼CEOの新浪剛史は三菱商事から、ローソンに出向、顧問・代表取締執行役員を経て、代表取締役兼CEOに就任している。慶應義塾出身の執行役員などが多い場合には、代表取締役に慶應義塾出身者を送り込むのが無難だと考えられ、執行役員に慶應義塾出身者が多いとしても不思議ではない。少なくとも代表取締役社長兼CEOは慶應義塾大学経済学部出身である。
ファミリーマート FamilyMart Co. Ltd
『就職でトクする大学 損する大学ランキング 2008年版』によれば、最多数役員を輩出している大学は早稲田大学である。慶應義塾大学出身役員もきわめて多い。ところが、代表取締役社長の上田準二(うえだじゅんじ)は山形大学文理学部出身である。もともと、伊藤忠商事の社員で、所謂(いわゆる)、落下傘社長(らっかさんしゃちょう)だ。役員の2大学閥(がくばつ)が早稲田と慶應義塾なのに、山形大学文理学部出身社長というのは、不思議な気がしたが、早稲田出身を社長にすると慶應義塾出身者から不満が出るし、慶應義塾出身者を社長にすると、早稲田出身者から不満が出そうだから、それ以外からすこぶる優秀な人間を落下傘社長にしたのではないかという充分には根拠のない推測をうちの生徒が披露(ひろう)した。でも、なんだか、的(まと)を射(い)ていそうな気がする。いずれにしても、早稲田出身の役員がいちばん多いそうだ。
つぎに、それぞれの大学の学生食堂のランキングである。これは朝日新聞社が発行している『2007年版 大学ランキング』に拠(よ)る。
コンビニエンス=ストア 学閥(がくばつ) 学生食堂の評価
セブンイレブン 中央大学 第6位
ローソン 慶應義塾大学 第62位
ファミリーマート 早稲田大学 第74位
上記の一覧に、コンビニ弁当の支持率を加えると、こうなる。
コンビニエンス=ストア 学閥(がくばつ) 学生食堂の評価 弁当の支持率
セブンイレブン 中央大学 第6位 44.4%
ローソン 慶應義塾大学 第62位 9.6%
ファミリーマート 早稲田大学 第74位 8.2%
というわけで、コンビニ弁当の評価と、社長・役員の出身大学の学生食堂の評価が、見事に一致していると言える。
私自身は、化学調味料アレルギーなので、コンビニ弁当は食べないのだが。
2009年6月24日水曜日
慶應義塾大学OB役員がいちばん多くいる主要上場企業一覧
慶應義塾大学OB役員がいちばん多くいる主要上場企業の一覧を紹介しよう。以下の一覧を見れば、ビジネスに関するかぎり、慶應義塾大学が私立大学ナンバーワンであることがはっきりするだろう。
情報源は、『就職でトクする大学・損する大学 ランキング 2008年版』(島野清志著・エール出版社発行)であり、2006年9月1日発行のものなので、情報としては、2006年4月あたりのものだろう。今は存在しない企業もあるので、最新の情報を入手したい場合は、『就職でトクする大学・損する大学 ランキング』の最新版を購入するか、『会社四季報』で丹念(たんねん)に自力で調べるかするとよいだろう。
*のついているものは、他大学OBと役員数が同じであることを示す。
もっとも、「慶應義塾大学という学閥はない」と近所のじいさんが言っていたのだがという記事に書いてあることも少しは念頭に置いておいたほうがよいかもしれない。真偽(しんぎ)の程(ほど)は不明だが。
水産・鉱業
ニチロ、日鉄鉱業
建設
東急建設、アゼル、*錢高組、大和ハウス工業、住友電設、三機工業、関電工、トーエネック、サンテック、日揮、高砂熱学工業
食品
日新製糖、森永製菓、明治製菓、不二家、*伊藤ハム、アサヒビール、養命酒製造、メルシャン、北海道コカコーラボトリング、コカコーラ・セントラルジャパン、カルピス、永谷園、*はごろもフーズ、ヨコレイ
繊維製品
*ユニチカ、*日東紡、NBC、*ダイニック、*興和紡績、レナウンダーバンHD
紙・パルプ
王子製紙、巴川製紙所
化学
*昭和電工、東亞合成、日本曹達、関東電化工業、イビデン、太陽日酸、カネカ、四国化成、日本合成化学工業、日本ゼオン、積水化学工業、ミヨシ油脂、*東洋インキ製造、大日本インキ化学工業、ライオン、長谷川香料
製薬
中外製薬、久光製薬、持田製薬、*大正製薬、ツムラ、参天製薬、杏林製薬
石油
新日本製油
ゴム
横浜ゴム、ブリジストン、オカモト
ガラス・土石製品
住友大阪セメント
鉄鋼
日本軽金属、日本金属工業
非鉄
*住友金属鉱山、東邦亜鉛、三菱伸銅
金属製品
トープラ、パイオラックス
機械
東芝機械、サトー、小池酸素工業、日本ピストンリング、オーエム製作所、日本精工、丸山製作所、*ミネベア、イーグル工業、住友精密工業
電機
富士電機HD、東芝テック、ブラザー工業、愛知電機、エナジーサポート、TDK、*スタンレー電気、東京エレクトロン、*天昇電気工業、日本信号、小糸工業、日本電波工業、日本ビクター、協栄産業
輸送用機器
ユニプレス、豊田自動織機、三井造船、自動車部品工業、*佐世保重工業、名村造船所、NOK、アスカ、*カヤバ工業、*ヤマハ発動機、小糸製作所、シマノ
精密
金門製作所、*スター精密、オリンパス、シチズン時計、タカラスタンダード
その他製造
大日本印刷、アルメディオ、トッパンフォームズ、*図書印刷、ノダ、*タカノ、河合楽器製作所、三菱鉛筆、タカラ
商業
三陽商会、トーメン、豊田通商、ルック、日本紙パルプ商事、キャノン販売、カメイ、スターゼン、住友商事、*TOKAI、ナラサキ産業、パーカーコーポレーション、バイタルネット、明和産業
流通
三越、高島屋、大丸、松坂屋、松屋、阪急百貨店、丸栄、岩田屋、さいか屋、ユニー、*しまむら
銀行
千葉銀行、静岡銀行、十六銀行、スルガ銀行、広島銀行、中国銀行、山口銀行、みずほ銀行、*四国銀行、佐賀銀行、鹿児島銀行、武蔵野銀行、千葉興業銀行、*ほくほくFG
ノンバンク
東京リース、センチュリー・リーシング・システム、ジャフコ
証券
*新光証券、三井住友海上火災、*日本興亜損害保険、第一生命保険、朝日生命保険、*富国生命保険、ソニー生命保険、損保ジャパン、あいおい損害保険
不動産
東急リバブル、藤和不動産、サンケイビル、テー・オー・シー
電鉄
京王電鉄、*京浜急行電鉄、富士急行
陸運空運海運
泰一中央汽船
倉庫運輸
日新、丸全昭和運輸、三井倉庫、*澁澤倉庫、日本トランスシティ、東洋埠頭、鈴与シンワート
電力ガス
中部ガス、西部ガス
サービス
電通、オリエンタルランド、フジテレビジョン、ウェザーニュース、*東急コミュニティー、東宝、*松竹、東映、キャノンソフトウェア、コマスタジアム、東京ドーム、よみうりランド、帝国ホテル、*日本管財、白洋舎、アルプス物流
入力するだけで疲れた。
当校の男子生徒たち(中学生・高校生)は、永谷園と白洋舎(洗濯屋さん)は、慶應義塾のイメージに合わないと言っていたので、君たちの今の成績のままでは、幹部候補生として入社できないという厳しい現実を指摘しておいた。
2009年3月17日火曜日
「慶應義塾大学という学閥はない」と近所のじいさんが言っていたのだが
「慶應義塾大学という学閥はない」と慶應義塾大学法学部卒業の近所のじいさんが言っていた。
どこそこの企業は早稲田しか出世しないし、なんとかという企業は東大卒じゃないと出世しないそうだということが、話のきっかけだ。
そのじいさんによれば、慶應義塾大学という学閥はなく、かわりに、慶應義塾大学内に学閥が4つあるという。
天現寺一派というのは、私が勝手にそう呼んでいるだけで、一般には、「幼稚舎から慶應義塾に入っている人たち」のこと。幼稚舎というのは、「幼稚」の文字が入っているということから、慶應義塾の幼稚園だと思っている人がいるけれども、小学校のこと。所在地は渋谷区恵比寿2-35-1だけど、近所に天現寺交差点があるからなのか、バス通学の場合、「天現寺橋」停留所で降車する場合が多いからなのかは知らないが、幼稚舎を指すのに、「天現寺」という地名をよく使うらしい。天現寺出身者[=幼稚舎出身者]しか入れないテニス=サークルが慶應義塾大学にはあるそうだ。
中入組とは、中学からの入学組、つまり、中学受験から慶應義塾に入った人たちのこと。
高入組とは、高校からの入学組、つまり、高校受験から慶應義塾に入った人たちのこと。
大学入学組は、大学受験から慶應義塾に入った人たちのことで、完全に「外様」扱いされる(らしい)。早稲田はこの逆で、高等学院出身者のほうが肩身は狭い。
この時点で、すでに気づいたであろうが、大学院から慶應義塾に入った場合、「慶應義塾」の仲間扱いされない。そりゃあ、そうだろう。アカデミックな学究心を備えた人を除けば、就職先が希望するところに決まらなかった人が進学するようなところに外部から入っても、仲間にはしてもらえんだろうな。
それで、慶應義塾大学出身者に訊ねてみたが、知り合いは浮世離れした人が多く、「さあ?」「考えたこともない」「学閥に関わる生活をしていないからなあ」「おれはひとりで生きてきた」というような答えばかりで、真相がつかめない。
それでも、記憶をたどるとこういうのがあったな。「慶應の同級生が会社を起こすので、一緒にやらないか」と誘われたという人は、本人も高入組で、誘った人物も高入組だったというもの。しかし、ある程度以上に親しい人間を集めたら、高入組で揃ったというくらいのものだろう。それを「慶應義塾高入組」という学閥とするは、どんなもんかなあ。
カバーには副題として「就職力で見た大学・最近格付け」「上場企業に入社できる大学・不利な大学」などと書かれている。
目次を一部、引用すれば、どういう内容の本かがわかるだろう。
三越、大丸、松坂屋、阪急、高島屋と老舗の百貨店は慶応出身役員が圧倒的に多く、文字通り慶応の独壇場。同じく有力百貨店でドル箱新宿本店が絶好調の伊勢丹は早稲田出身役員が慶応を抜き去り、再逆転。
一方、スーパー、CVS(コンヴィニエンス=ストア)の最大手のセブン&ホールディングスは中央出身役員が多く、ナンバー2のイオンは慶応色が強い。有力CVSのファミリーマートは早稲田、慶応、パルコは慶応、立教などの典型的な分散型だ。
このほか関西地盤の有力スーパー、イズミヤは関西学院、食品スーパー大手のライフコーポレーションは慶応出身役員が多い。
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「OB役員が一番多くいる主要上場企業・全調査」の慶應義塾大学と早稲田大学のところに掲載されている企業名を見ると、こういうことがわかる。
そういえば、2000年あたりの就職氷河期のとき、資本金100億円以上の企業に就職したのが、慶應義塾大学の場合、就職希望者のうち75%だったが、早稲田だと65%だったというデータを目にした記憶がある。
その記事は、早慶ともなれば、就職氷河期と呼ばれるような社会情勢でも、それほど大きな影響を受けないということを述べたかったようだが、教育学部・スポーツ科学部・人間科学部・社会科学部が慶應義塾にはないから、その分が10%の差となっているのかと、ちらりと考えた。
もしも、かりに、教育学部・スポーツ科学部・人間科学部・社会科学部を除いて、就職希望者の何%が資本金100億円以上の企業に就職したのかを出せば、早稲田だって、74.9%くらいにはなるかもしれないと考えてみたが、こんなことを考えた時点で、早稲田の2重の負けだ(←おまえが勝手に考えただけじゃないかという突っ込みがありそうだ)。
ちょっぴりギャンブル人生で、楽しそうだな。
どこそこの企業は早稲田しか出世しないし、なんとかという企業は東大卒じゃないと出世しないそうだということが、話のきっかけだ。
そのじいさんによれば、慶應義塾大学という学閥はなく、かわりに、慶應義塾大学内に学閥が4つあるという。
4つって!?
「天現寺一派と中入組と高入組と大学入学組の4つですか?」と訊いたら、そうだという。
天現寺一派というのは、私が勝手にそう呼んでいるだけで、一般には、「幼稚舎から慶應義塾に入っている人たち」のこと。幼稚舎というのは、「幼稚」の文字が入っているということから、慶應義塾の幼稚園だと思っている人がいるけれども、小学校のこと。所在地は渋谷区恵比寿2-35-1だけど、近所に天現寺交差点があるからなのか、バス通学の場合、「天現寺橋」停留所で降車する場合が多いからなのかは知らないが、幼稚舎を指すのに、「天現寺」という地名をよく使うらしい。天現寺出身者[=幼稚舎出身者]しか入れないテニス=サークルが慶應義塾大学にはあるそうだ。
中入組とは、中学からの入学組、つまり、中学受験から慶應義塾に入った人たちのこと。
高入組とは、高校からの入学組、つまり、高校受験から慶應義塾に入った人たちのこと。
大学入学組は、大学受験から慶應義塾に入った人たちのことで、完全に「外様」扱いされる(らしい)。早稲田はこの逆で、高等学院出身者のほうが肩身は狭い。
この時点で、すでに気づいたであろうが、大学院から慶應義塾に入った場合、「慶應義塾」の仲間扱いされない。そりゃあ、そうだろう。アカデミックな学究心を備えた人を除けば、就職先が希望するところに決まらなかった人が進学するようなところに外部から入っても、仲間にはしてもらえんだろうな。
それにしても、学閥が4つに分かれているというのを聞いて、本当なのだろうかと思った。話をちょっと大袈裟(おおげさ)にしているなんじゃないのかな。
それで、慶應義塾大学出身者に訊ねてみたが、知り合いは浮世離れした人が多く、「さあ?」「考えたこともない」「学閥に関わる生活をしていないからなあ」「おれはひとりで生きてきた」というような答えばかりで、真相がつかめない。
それでも、記憶をたどるとこういうのがあったな。「慶應の同級生が会社を起こすので、一緒にやらないか」と誘われたという人は、本人も高入組で、誘った人物も高入組だったというもの。しかし、ある程度以上に親しい人間を集めたら、高入組で揃ったというくらいのものだろう。それを「慶應義塾高入組」という学閥とするは、どんなもんかなあ。
『就職でトクする大学・損する大学ランキング』(島野清志著・エール出版社)という本がある。
カバーには副題として「就職力で見た大学・最近格付け」「上場企業に入社できる大学・不利な大学」などと書かれている。
目次を一部、引用すれば、どういう内容の本かがわかるだろう。
「上場企業の役員数・管理職数からみた私立大学の就職力ランキング」
「都道府県、主要都市の幹部職員の出身大学」
「有名大学出身でなければ国会議員になるのは困難」
「やはり学閥は存在する、有力上場企業役員の出身校調べ」
「主要上場企業の社員年収ランキングと筆者お勧めの企業ガイド」
「OB役員が一番多くいる主要上場企業・全調査」
こんなのが並んでいる。そのなかで、たとえば、「やはり学閥は存在する、有力上場企業役員の出身校調べ」では、こういう記述がある。「2008年版」からの引用。出版されたのは2006年9月だから、情報は古いので、注意。
---
「流通」
三越、大丸、松坂屋、阪急、高島屋と老舗の百貨店は慶応出身役員が圧倒的に多く、文字通り慶応の独壇場。同じく有力百貨店でドル箱新宿本店が絶好調の伊勢丹は早稲田出身役員が慶応を抜き去り、再逆転。
一方、スーパー、CVS(コンヴィニエンス=ストア)の最大手のセブン&ホールディングスは中央出身役員が多く、ナンバー2のイオンは慶応色が強い。有力CVSのファミリーマートは早稲田、慶応、パルコは慶応、立教などの典型的な分散型だ。
このほか関西地盤の有力スーパー、イズミヤは関西学院、食品スーパー大手のライフコーポレーションは慶応出身役員が多い。
---
「OB役員が一番多くいる主要上場企業・全調査」の慶應義塾大学と早稲田大学のところに掲載されている企業名を見ると、こういうことがわかる。
慶應義塾大学 206社
早稲田大学 142社
いいかげんな気持ちでやったので、数え間違っているかもしれないが、OB役員が一番多くいる主要上場企業の数で、早稲田は慶應義塾の4分の3以下である。OBの数では早稲田が多いのに、この結果だ。
そういえば、2000年あたりの就職氷河期のとき、資本金100億円以上の企業に就職したのが、慶應義塾大学の場合、就職希望者のうち75%だったが、早稲田だと65%だったというデータを目にした記憶がある。
その記事は、早慶ともなれば、就職氷河期と呼ばれるような社会情勢でも、それほど大きな影響を受けないということを述べたかったようだが、教育学部・スポーツ科学部・人間科学部・社会科学部が慶應義塾にはないから、その分が10%の差となっているのかと、ちらりと考えた。
もしも、かりに、教育学部・スポーツ科学部・人間科学部・社会科学部を除いて、就職希望者の何%が資本金100億円以上の企業に就職したのかを出せば、早稲田だって、74.9%くらいにはなるかもしれないと考えてみたが、こんなことを考えた時点で、早稲田の2重の負けだ(←おまえが勝手に考えただけじゃないかという突っ込みがありそうだ)。
慶應義塾大学という学閥はなく、4つの学閥にわかれているというのが正しければ、大学から慶應義塾大学に入ったとしても、上記の206の企業のうち、大学入学組が役員の多数派ではないところ、たとえば、天現寺一派(幼稚舎出身者)ばかりが出世する企業に、大学入学組が入社しても、期待したほどには、トクはしないということになるのだろう。
役員の出身大学は『会社四季報』などで調べることもできるが、出身小学校までは調べられない。慶應義塾大学出身者が出世しやすい企業を選んで入社しても、そこが天現寺一派(幼稚舎出身者)だけが出世しやすかったりするという場合も出てくるということになる。
役員の出身大学は『会社四季報』などで調べることもできるが、出身小学校までは調べられない。慶應義塾大学出身者が出世しやすい企業を選んで入社しても、そこが天現寺一派(幼稚舎出身者)だけが出世しやすかったりするという場合も出てくるということになる。
ちょっぴりギャンブル人生で、楽しそうだな。
追記:「慶應義塾大学OB役員がいちばん多くいる主要上場企業一覧」という記事を書いた。クリックすれば、飛ぶよ。
2009年3月2日月曜日
早稲田と慶應義塾は、他大学と較べてイギリス英語の長文の出題が多かったのだが、アメリカ英語が増えているのは、ある意味、学力低下の反映であろうか?
5年くらい前までは、早稲田大学政治経済学部にしろ、法学部にしろ、慶應義塾大学文学部にしろ、あからさまに、イギリス英語の長文を出題していた。
政治経済学部では、3つの大問の長文が、ベタベタのイギリス英語で書かれたものだったりした。慶應義塾大学文学部の英語の長文も、イギリス英語の分野が研究対象の教員と、アメリカ英語の分野が研究対象の教員との比率が2:1くらいであるのに、出題される長文はイギリス英語が多かった。
理由は、はっきりとはしていない。考えられる可能性は、つぎのとおり。
1)イギリス英語だということを見きわめて、イギリス英語の長文読解に励みなさいというメッセージだった。
2)早稲田の英文学専修にしろ、慶應義塾の文学部英米文学専攻にしろ、もともとイギリス文学を中心に扱うところだったから、アメリカ英語の嫌いな教員が多い。
3)近年の日本の高校ではアメリカ英語を中心に学ぶようなので、その中で、比較的簡単に力量さが得点に反映するように、イギリス英語の長文を出題していた。
いずれにしても、意識的にイギリス英語を中心に据(す)えて、長文の読み込みをしたほうが得するようにできていた。イギリス英語でよく使われる特徴的な単語はあるんだし。
私立大学受験を中心に据(す)えた予備校の講師が「この単語は早稲田英語ではよく出てきます」と頻繁に指摘するという話を耳にしたが、指摘した単語は、どれもこれも、イギリス英語に特徴的な単語であった。イギリス英語とアメリカ英語が区別できないらしいから、「早稲田英語でよく出てきます」と言っていたのであろう。
ずいぶんと以前のことだが、早稲田大学第一志望の生徒の通う高校の英語教員が、ことごとくアメリカが大好きで、短期のものも含めて、全員の留学先もアメリカという場合に、プリントが配られると、すべてアメリカ英語であって、上智・青山は合格しやすくても、早稲田や慶應義塾の対策としては、いくぶん不利に作用するという場合もあった。
ちなみに上智大学はベタベタのアメリカ英語だが、hilarious(滑稽(こっけい)な)とか、LOLという省略語のもとの英語のlaugh out loudとか、YouTubeや英語の掲示板で目にするような語彙・表現が多すぎて、アカデミックな感じが全然しないように思うのだが。
イギリス英語で書かれた長文が出題される割合が早慶では高かったのであるが、2008年度の早稲田大学法学部の英語の長文はアメリカ英語だったし、2008年度・2009年度の慶應義塾大学文学部の長文もアメリカ英語だった。2009年度の早稲田大学政治経済学部の3つの長文のうち、2つはアメリカ英語で、イギリス英語の長文は1つだけだった。
短期間でずいぶんと変わったものだな。
こんなふうに傾向を変えてきたのは、イギリス英語だと、平均点が低くなりすぎたからなのではないか、という可能性を検討しているが、検証しようがない。
いずれにしろ、アメリカ英語の出題が多くなってきているので、以前ならば、意識的にイギリス英語の長文読解をしたほうがよかったけれども、あまり気にしないで、適当に勉強するだけでよくなったと言えなくもない。
これは朗報だろうか?
2009年2月28日土曜日
入試問題からその学校の学生・生徒の弱点をちょっと考えてみる。
入試問題で出される問題は、大学・高校ならびに中学校からすると、今後の学習・勉強のために必要なことがらが盛り込まれているが、同時に、授業などで、その学校の生徒ができなかった問題を出す場合もある。
---
慶應義塾女子高等学校での出題というのがポイントだ。
並みのレベルの高校で出題したら、ただの易問にすぎないはずなのに、慶應義塾女子高等学校で出題されたということは、そこの生徒には「屋台」が書けない者が少なからずいるはずである。
「屋台」が書けない生徒がいるのは、お嬢さますぎて(それも勉強がものすごくできるお嬢さま)、屋台で買ったたこ焼きを食べたりはせず、屋台そのものの存在が、身近ではないからである。育ちがよすぎるので「屋台」が書けないわけだ。ただし、このことから、慶應義塾女子高等学校がいわゆる「庶民」を入れたがっていると考えてはいけない。庶民が普通に知っている漢字の熟語も書けるようにしておけというメッセージにすぎないのである。
「最近の学生はこんなことも知らないのか」と思った教官・教員が、翌年の入試で出題することもある。
入試問題を見れば、この大学の学生はこれを知らない学生が多くなったということが見て取れる。
東京大学で加法定理を証明させる問題が出されたが、これは定理を証明できない学生が増えていることを示している。
早稲田大学教育学部では「耳順」の意味を訊ねる問題が出されたが、このことからわかることは、最近の早稲田大学教育学部の学生は『論語』の有名箇所すら知らないということが窺(うかが)われる。
出典はつぎのとおり。
---
子曰、吾十有五而志學、三十而立。四十不惑、五十知天命。六十而耳順、七十而從心所欲不踰矩。
子曰く、「吾十有五にして学に志し、三十にして立つ。四十にして惑はず、五十にして天命を知る。六十にして耳順ひ、七十にして心の欲する所に従ひて矩(のり)を踰(こ)えず」と。
先生はおっしゃった、「私は十五歳で学問に志し、三十歳で自立した。四十歳で狭い枠にとらわれないようになり、五十歳で天命を知った。六十歳で人の言うことを逆らわないで聴けるようになり、七十歳で心の欲するままに任せても限度を超えなくなった」
---
早稲田大学理工学部では、英語の試験で対偶を利用できるかを試す問題が出された。数学で対偶は習っているのに、英語で対偶を利用しないと解けない問題が出されたということは、数学では対偶を活用することはできても、日常の議論などでは有効に利用できない学生が少なくないということを示唆(しさ)していると考えられる。
こんなふうに、問題を見ながら、その学校の生徒・学生がどういうものかを考えることができるわけだが、ちょっと古い問題だが、最初、不可解に思う出題があった。
慶應義塾女子高等学校の漢字の書き取りだ。
「屋台」が出題されたことがある。
いくらなんでも、慶應義塾女子高等学校で、この出題はないだろうと思ってしまったが、ひとつの仮説に辿(たど)りついた。
慶應義塾女子高等学校での出題というのがポイントだ。
並みのレベルの高校で出題したら、ただの易問にすぎないはずなのに、慶應義塾女子高等学校で出題されたということは、そこの生徒には「屋台」が書けない者が少なからずいるはずである。
「屋台」が書けない生徒がいるのは、お嬢さますぎて(それも勉強がものすごくできるお嬢さま)、屋台で買ったたこ焼きを食べたりはせず、屋台そのものの存在が、身近ではないからである。育ちがよすぎるので「屋台」が書けないわけだ。ただし、このことから、慶應義塾女子高等学校がいわゆる「庶民」を入れたがっていると考えてはいけない。庶民が普通に知っている漢字の熟語も書けるようにしておけというメッセージにすぎないのである。
ちなみに、当校の中学生以上の女子生徒は全員、「屋台」が書けてしまいました(笑)。
2009年1月12日月曜日
早慶の両方に合格すると慶應義塾大学に進学する受験生が増えている。
最近、早慶の両方に合格すると、慶應義塾大学に進学する受験生が圧倒的になっている。
もちろん、早稲田大学政治経済学部と慶應義塾大学商学部に合格した場合なら、早稲田大学政治経済学部に進学する受験生が多いだろうが、しかし、将来は公認会計士を目指しているというのであれば、慶應義塾大学商学部に進学する者もいなくはなさそうである。
ところが、早稲田大学法学部と慶應義塾大学法学部の両方に合格した場合は、7割から8割が慶應義塾大学に入学金を納める。商学部同士の合格でも、7割から8割慶應義塾大学に入学金を納める。
昔は両方に合格した場合には早稲田に入学する者が多かったのに、これはいったいどうしたことだと驚く早稲田OBがいる。
慶應義塾大学の場合、国公立に合格・進学する受験生には入学金を返還しているのだ。
東京大学や京都大学・一橋大学・東京工業大学が第1志望の受験生からすれば、滑り止めが早稲田であろうが、慶應義塾であろうが、どちらにしても単なる「挫折」にすぎない。積極的にどちらかに進学したいとは思っていない。
そうなれば、第1志望大学に合格したら入学金を返還してくれる滑り止め大学に手続きをするのは当然であろう。
それに、授業料そのものも慶應義塾大学のほうが廉いし。
さらには、あまり知られていないのだが、成績評定は、慶應義塾のほうが甘い。楽していい成績がとれるのだ。
もちろん、早稲田大学政治経済学部と慶應義塾大学商学部に合格した場合なら、早稲田大学政治経済学部に進学する受験生が多いだろうが、しかし、将来は公認会計士を目指しているというのであれば、慶應義塾大学商学部に進学する者もいなくはなさそうである。
ところが、早稲田大学法学部と慶應義塾大学法学部の両方に合格した場合は、7割から8割が慶應義塾大学に入学金を納める。商学部同士の合格でも、7割から8割慶應義塾大学に入学金を納める。
昔は両方に合格した場合には早稲田に入学する者が多かったのに、これはいったいどうしたことだと驚く早稲田OBがいる。
主な理由は、経済的なものであった。
慶應義塾大学の場合、国公立に合格・進学する受験生には入学金を返還しているのだ。
東京大学や京都大学・一橋大学・東京工業大学が第1志望の受験生からすれば、滑り止めが早稲田であろうが、慶應義塾であろうが、どちらにしても単なる「挫折」にすぎない。積極的にどちらかに進学したいとは思っていない。
そうなれば、第1志望大学に合格したら入学金を返還してくれる滑り止め大学に手続きをするのは当然であろう。
それに、授業料そのものも慶應義塾大学のほうが廉いし。
また、別の理由もある。
女子生徒には、早稲田は人気がない。とりわけ、校内が綺麗なミッション系の高校出身者にとっては、早稲田のキャンパスは小汚く、進学したいという気にならないようだ。
早稲田の同窓会誌『早稲田学報』を読むと、早稲田OBの娘が早稲田と慶應義塾の文学部に合格した場合、ほぼもれなく慶應義塾大学に進学しているが、早稲田はああいう大学だから、親の立場になると、娘にはあまり奨められないのだろう。
女子生徒には、早稲田は人気がない。とりわけ、校内が綺麗なミッション系の高校出身者にとっては、早稲田のキャンパスは小汚く、進学したいという気にならないようだ。
早稲田の同窓会誌『早稲田学報』を読むと、早稲田OBの娘が早稲田と慶應義塾の文学部に合格した場合、ほぼもれなく慶應義塾大学に進学しているが、早稲田はああいう大学だから、親の立場になると、娘にはあまり奨められないのだろう。
さらには、あまり知られていないのだが、成績評定は、慶應義塾のほうが甘い。楽していい成績がとれるのだ。
2009年1月2日金曜日
早慶にデブなし、あるいは太った豚よりも痩せたソクラテス
「早慶にデブなし」ということわざは存在しない。が、HAL496でよく言っている。肥満が嫌いな子どもは少なくないので、「デブが嫌いなら、なるべく難しい大学に行くように」と言っている。
もっとも、早慶だけに肥満体質の学生がいなくなるわけではない。そこそこ以上の大学、たとえば、東京六大学やMARCHにも肥満体質に学生はめったにいない。ぽっちゃりしているなと思える学生の場合でも、たいていは筋肉質タイプの肥満体型であって、大相撲でいうところの「アンコ型」はいない。だから、「早慶にデブなし」にこだわらなくとも、「東大にデブなし」でも「東京六大学にデブなし」でも、かまわない。
そういえば、難しい本を読むと太れなくなるので、哲学書を読むことを力士に禁止している相撲部屋があるそうだ(伝聞情報)。
『大学図鑑!2006』の大妻女子大学の「本音で一言!」という欄には「モデルのような美人が多い。高校まではクラス2~3人はいた肥満体質の人がまったくいない」と書かれている。肥満体質だと、一定レベル以上の大学には進学できにくいということがわかるだろう。
ずいぶんと前のことだが、「早慶にデブなし」と言っていたら、ある日、保護者から反論(?)された。
「『早慶にデブなし』と言っているそうですが、私から言っておきますが、学習院にもデブはいません!」
「そうでしょうね」と流したが、よく考えなくてもわかることだが、「早慶にデブなし」という命題からは、「学習院にはデブがいる」という命題はどうやっても導き出せない。なぜ、反論(?)されたのか、いまだにわからない。
「太った豚になるよりも、痩せたソクラテスになれ」ということばがある。1964年の東京大学の卒業式で大河内一男総長が述べたものである。これは英国の功利主義の哲学者ジョン=スチュワート=ミルJohn Stuart Millがその著『功利主義』Utilitarianismで述べたつぎの文が元になっている。
It is better to be a human being {dissatisfied} than a pig {satisfied}; better to be Socrates {dissatisfied} than a fool {satisfied}.
満足した豚よりも不満足な人間になるほうがよい。満足した愚か者よりも不満足なソクラテスになるほうがよい。
大河内一男の影響で、その後は、「倫理・社会」(今の「倫理」)の教科書にジョン=スチュワート=ミルのこのことばが載るようになった。
ある相撲部屋の例に見られるように、難しい本を読むと太りにくくなるのは、深く考えると胃があまり働かなくなるからだろう。将棋指しは、数日に亙(わた)る対戦のときには、胃に負担をかけないようにするために、ぐつぐつに煮込んだうどんを食べたりするそうだ。
また、肥満体質となっている場合、幼少の頃からの食生活がよくない場合もあるようだ。
いずれにしろ、肥満体質は勉強には向いていない部分があると考えるのは、不当なことではないようだ。しかし、してみると、肥満体質である不利益をこうむりながらも、同じ大学に進学した者は、脳そのものの理解力が高いということにならないのだろうか? つまり、肥満体質であるということは、脳の中での血流が少ないということが考えられるから、単位時間あたりのレシチンの消費量が少なくなるはずだが、それで同じ大学・学部ということは、たとえば、当該大学・学部に合格した一般的な学生がレシチンを10g消費することで理解できるものを、2g消費したくらいで理解できているということになる可能性がなくもない。
勉強と肥満体質の関係について話したところ、京都大学出身の友人が「いや、京大にはすごいデブがひとりいた。アンコ型のすごいデブだった」と言った。もしかすると、その人は脳の機能のみならず、なにか根本のところで頭がよいのかもしれないな。
2008年12月19日金曜日
早稲田大学・慶應義塾大学の入試問題の出題者は当該学部本属の教員
大学受験における出題者について、ちょっとしたためる。
教員から直接聞いたものやそのほかの伝聞情報によれば、早稲田大学と慶應義塾大学の場合、出題者はその学部本属の教員(教授・准教授・専任講師)に限られる。このことから出題者が予想できてしまう場合がある。
たとえば、早稲田大学文学部の古文の場合について考えてみよう。万が一にでも出題ミスは避けたいので、自分の専門分野以外からは出題しない。もちろん、専門分野以外から出題しようと思えば、『小学館新編古典文学全集』などを参照しながら、作問することは可能であろう。しかし、最新の学説・解釈などを知らずに出題して、万が一にでも出題ミスをするは怖いので、出題はしないものである。早稲田大学文学部の場合、古文の出題ができる教員は7人くらいしかいないので、たとえば、過去5年分の問題を調べて、この問題の出題者はだれそれであろうと同定できるものを除けば、来年度の出題者となる可能性のあるのは、3人くらいに絞り込める。そうなれば、その教員の専門分野や講義内容を調べて、出題されるとすれば、このあたりというのを見当をつけることができる。ただし、現在の研究分野とはまったく異なる分野から出題してくる場合があるのだが、この場合も、やはり、出題者が充分に勉強・研究していない分野からは出題されないので、当該の教員が大学院生のときの修士論文や大学院生時代の受講した講義内容を調べておけば、より精度が高くなるのだが、これは、個人ではなかなかうまくゆかない。
以上のようなことをして、どんぴしゃりと出題が当たったとしても、入学後にほぼ確実にオチこぼれるだろうから、まあ、地道にきちんと勉強するということだな(←えらそうなことを書いておいて、オチがそれかよと怒った人がいそうな気がする)。
出題予想といえば、こういうのがある。『源氏物語』が専門という研究者は、大きな大学ならば、たいていの大学にいる。大学のレベルが低いと『源氏物語』は出題できず、歌物語などを出題するしかない。受験生のレベルが低すぎると、問題として意味をなさないからだ。早稲田くらいになると、源氏物語は、箇所によっては、出題してもかまわない。過去数年(だいたい5年くらい)、『源氏物語』が出題されていなければ、「もう、そろそろ出題されてもおかしくない」と言っておくと、2、3年のうちに出題されることが多い。私からすると、これは「出題を当てた」ことにならないと思うのだが、当てたと言い張っている予備校があったなあ。
それはともかく、早稲田大学と慶應義塾大学に関しては、その学部本属の教員が入試問題を作成するので、いろいろと調べておくと、得することがあるよ。
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自己紹介
- 掃除機庵主人
- 和歌山県, Japan
- 早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。
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