2014年3月20日木曜日

国ごとの数学の得意分野

なんとなく、国ごとに、歴史的にみて、数学の得意分野があるような気がする。

英国は代数学で有名な数学者が多いような気がする。

フランスは、整数論で有名な数学者が多いような感じだ。

日本はというと、微積分が得意なようである。

ときおり、その理由を考えたりしてみるのだが、よくわからない。

フランスに、整数論の得意な数学者が多いのは、フランス語の数字の読み方が、12進法と20進法が混(ま)じっているから、むしろ、整数の性質を見て取ることができるのではないだろうか?

以前、石原慎太郎が、フランス語は数(かず)もちゃんと言えないことばだというような意味のことを言った。これは、あながち、不当な貶(おとし)めではない。

「80」のことを、quatre-vingtsというが、これは、文字通りには、「4つの20」という言い方である。

また、『プチ・ニコラ』Le Petit Nicolasというフランスの児童書を読んでいたら、生徒たちが騒ぐので、怒(おこ)った女性教師が、これ以上、騒ぐと午後の授業は、全部、計算にしますと言った途端(とたん)に、生徒全員がピタリと騒ぐのをやめたという場面があった。そのくらいに、フランス人は、というか、ヨーロッパ人は計算が苦手なのである。

一方、日本人は、小学3年生までは、世界でもトップ=レベルで、計算が得意である。

これついては、日本語の数字の表し方が、10進法的だからと説明する人々がいる。

話は戻って、フランスは整数論が得意である傾向がある。

たとえば、ロシアの盲目(もうもく)の女性数学者が、空間に関する業績でめざましいものを残したそうだ。彼女は、目が見えないからこそ、空間の本質とでもいうようなものを把(とら)えることができたのだろう。

これと同様に、フランスの数学者が整数論が得意な傾向があるのは、10進法的な数体系(すうたいけい)ではないからこそというのが考えられるのではないだろうか?

しかしながら、英国人の数学者が代数学が得意で、日本人の数学者が微積分が得意という理由が、今のところ、想像がつかない。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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