2014年3月13日木曜日

「馬鹿(ばか)は風邪(かぜ)をひかない」というのは、厳密(げんみつ)には正しくない。

「馬鹿(ばか)は風邪(かぜ)をひかない」と言われる。

しかし、疫学(えきがくepidemiology)上、これは間違っている。どんな人でも年に1回以上は風邪をひく。

20年間、風邪をひいたことがないという人は、風邪をひいたことがないのではなく、風邪をひいたことに気づいていないだけの人である。

風邪をひいたということに気づかず、ちょっと体調が悪いと思って、運動をしたり、熱い風呂に入ったりして、汗を流し、健康によいものを食べたりして、自然と風邪を治す。

その結果、「馬鹿は風邪をひかない」という俗諺(ぞくげん)ができた。

ところで、私は、春先になると、なんだかみょうに鼻汁(はなじる)が多くなる。ティッシュ=ペーパーで鼻をかんでばかりいる。

「それって、花粉症なんじゃないですか?」

10年以上も自分が花粉症だということに気づかなかった私は、もしかして、「馬鹿」?

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

人気の投稿

pageTacker

フォロワー

StatCounter

ashi@