2009年7月17日金曜日

日本人らしい髪型、あるいは日本人にしかない髪型

 ときどき、丸刈りbuzz cutにするが、そのまま、ほったらかしにしていたりする。丸刈りじゃないときでも、3か月間、床屋さんに行かないことがよくある。
 揉(も)み上げsideburnsを残して、耳に沿って刈り込むと、3か月後には、見苦しくなる。しかし、いわゆるテクノ=カットだと、ほったらかしでも、さほど不自然な髪型にはならない。
 ちなみにテクノ=カットとは、Wikipediaによると「もみあげを鋭角(えいかく)に剃(そ)り整え、襟足(えりあし)を刈(か)り上げた髪型である。1980年代に流行した。YMOがしていたことから「テクノ」の名がつき、一世を風靡(ふうび)した。数年遅れて人気となった」である。YMOとは、Yellow Magic Orhestra(黄色魔術楽団)というユニットのことで、坂本龍一・細野晴臣・高橋幸宏のメンバーからなる。

 ところで、このところ、髪を切らずにいたら、髪が寝ている短髪の状態になった。夏も訪れたことだし、丸刈りにでもするかと床屋さんに行った。
 頭の上のほうは6ミリメートルで、横と後ろは4ミリメートルから3ミリメートルくらいにして、揉(も)み上げのところはテクノ=カットにしてくださいと伝えてから、「短い髪がぺたんと寝ていると、中国の人みたいに見えるので、坊主頭にすることにしたんです」と言うと、理容師のおねえさんは笑っていた。
 笑っていたということは、髪が短くて寝ているというのは、やはり、中国の人に特徴的に見られる髪型かもしれない。もしかすると、そのときの私が中国の人に見えたからかもしれないな。
 そういえば、私の幼い頃の写真をうちの生徒に見せると、「中国東北部(いわゆる満州)の子どもにしか見えない」という意見が圧倒的多数派であるくらいだ。ということは、女真族(じょしんぞく)系の顔ってことか?

 以前のことだが、4駅ほど先の駅前にある床屋さんで、テクノ=カットにするようにと指示したところ、「うちはかっこよくする仕事です。そんなかっこ悪い髪にはできません」と言われ、挙句(あげく)は、説教された。その理容師は韓国ソウル市出身の人だった。
 この事例ひとつで決めるのもなんだが、どうやら、韓国ではテクノ=カットは存在しないらしい。

 ところで、日本人は、ほかの国の人と較べて、丸刈りが好きであるようだ。たとえば、イングランドでは、丸刈りやスキン=ヘッドは、軍人あるいは不良punksのいずれかしかいないようだが、日本では、それ以外でも丸刈りにしている者がいる。自衛隊の新入隊員でも、僧侶でも、暴力団員でも、右翼団体構成員でも、刑務所の受刑者でもないのに、丸刈りにしている人は少なからずいる。

 そこで、テクノ丸刈りにすれば、きわめて日本的な髪型になるのではないかと考え、ときどき、実践している。うちの生徒に、「テクノ=カット丸刈りこそ、日本人らしい髪型である」と主張したところ、「ただの変な髪形なだけじゃありませんか? 七三分けのテクノ=カットにしているオードリーの春日の髪型くらい、変なだけだと思います」と言われた。

追記:後日、別の生徒から、日本人らしい髪型、あるいは日本人にしかない髪型を追求するのであれば、「茶髪は外せないでしょ」と指摘された。なるほど、日本ほど髪の毛を染める国民の多い国がないのは事実だ。とはいえ、茶髪のテクノ丸刈りとなると、ただの馬鹿にしか見えないような気がする。いや、ちょっと待てよ、日本人に特徴的な髪型をひとつにすると、ただの馬鹿にしか見えないということは、もしかすると、日本人はただの馬鹿かもしれない(←この論法はどこかが間違っているような気がする)。



↑上の写真の右側が春日である。クリックしてから、画像を拡大してみれば、どんな髪型か、わかるよ。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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