2013年1月19日土曜日

さみしいので、大黒鼠(だいこくねずみrat)と暮らすことにした。

 大黒鼠(ラット)と暮らすことにした。ひとりじゃさみしかろうと、ふたり、お迎えすることにした。男の子ふたりにするか、女の子ふたりにするか、悩んだ。かなり悩んだ。結局、男の子ふたりにした。

「どうして男の子にしたんですか?」と生徒が問うので、「いまだに女の考えていることがわからないから」と答えたら、大笑いされた。

 それにしても、愛玩動物(あいがんどうぶつ)用の商品は、概(がい)して、人間用のものよりも高いものが多い。寒さ対策のために、愛玩動物用の湯湯婆(ゆたんぽ)を買おうとしたが、同じ容量の人間用のものが半額だった。愛玩動物用のものといっても、そのために特化した特徴があるわけではないようだった。

 また、近所のペット=ショップでは、小動物用にミネラル=バランスを調(ととの)えたミネラル=ウォーターが500mlで200円だった。

 名前を考えた。最初はケンブリッジ大学で数学の教授であるジョン=コーツJohn Coatesとか、その弟子で、フェルマーの定理を証明したアンドリュー=ワイルズAndrew Wilesとか、群論のエヴァリスト=ガロワEvariste Galoisとか、不完全性定理のクルト=ゲーデルKurt Gödelとか、そうした候補を検討した。

 結局、うちを家紋は「丸に九枚笹(くまいざさ)」なので、同じ家紋の竹中重治(しげはる)の通称名「半兵衛(はんべえ)」と、実家の隣町である和歌山県九度山町(くどやまちょう)に蟄居(ちっきょ)していた真田信繁(のぶしげ)の一般に知られている名前である真田幸村(さなだゆきむら)から、「幸村(ゆきむら)」にした。

 ふたりとも12月8日生まれである。対英米開戦記念日で、馬来作戦(マレーさくせん)(日本側作戦名「E作戦」)と真珠湾攻撃(日本側呼称「布哇海戦(ハワイかいせん)」)の日だ。

 お迎えした大黒鼠は、ダヴセルフダンボという種類である。実のところ、ダヴセルフの意味はわからない。どうやら、全身が同じ色をことをセルフと表現しているらしいが、確証はない。「ダヴ」といわれると、dove(鳩)が思い浮かぶのであるが、鳩の色がどいうものがわからない。ダンボは耳が大きいものを示す。

追記(2013年1月22日火曜日):「ダヴ」はdove colourのことで、「鳩色;赤または紫(むらさき)を帯(お)びたグレー」のことだそうだ。また、「セルフ」はselfで、「全身が同じ色になっている」ことのようである。

 ふたりともダンボ耳の子にした理由はこうである。

 アメリカ合衆国陸軍史上最強部隊である第442連隊戦闘団の退役軍人の動画を見ると、みんな、耳が大きいのである。

 また、フェルマーの定理を証明したアンドリュー=ワイルズAndrew Wilesの業績を紹介する動画を見ても、そこに登場する高名な数学者は耳が大きい傾向があり、多少小さい人でも、コーカソイド(白人)の水準からすると、平均以上に大きいのである。

 さらには、大日本帝国陸軍の大将や中将なども耳が大きい傾向があった。

 そういえば、英国王室の皇太子チャールズCharles, Prince of Walesも耳が大きい。チャールズ皇太子は、決して優秀な人間とは思えないのだけど。



 半兵衛

 携帯電話のカメラで撮った。照明などの関係で、幸村と色が違うように見えるが、毛色はまったく同じ色である。うちの生徒は、半兵衛と幸村の区別が今のところ、つかないようであるが、半兵衛は、幸村と較べて、耳が大きい。思慮深(しりょぶか)く、冷静なタイプであるようだ。2例で考えるのはよくないのは承知(しょうち)しているが、耳が大きいほうが、性格がよくて、頭がいいような気がする。


 幸村

 半兵衛と較べると、耳がちょっと小さい。やんちゃである。無駄にちょろちょろと動き回る。半兵衛と兄弟なのに、性格がまったくちがう。いくぶん猪突猛進型(ちょとつもうしんがた)であるようだ。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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