2013年1月29日火曜日

アクセス解析を見たら、スマートフォンからの接続が圧倒的だった。

 このブログのほかに、高等学校生用に、英語の対訳などを掲載しているブログ「掃除機496和訳道場」というものも運営している。

 このブログにも無料のアクセス=カウンターをつけているが、そのアクセス=カウンターは、パソコンからの接続しか解析しない。ところが、GoogleのBloggerの「統計」では、携帯電話などからの接続も解析(かいせき)している。

 この「掃除機庵主人日乗 l'homme révolté」では、iPhone、Android、iPad、iPod、KDDI、DoCoMoからの接続が3分の1くらいである。

 一方、「掃除機496和訳道場」では、携帯電話などからの接続が4分の3を超える。だから、少なくとも最近の場合、アクセス=カウンターの数字を4倍したら、実態(じったい)に近づくということになる。

 うちの高校生や中学生に訊(たず)ねてみたところ、まず、パソコンを立ち上げる時間が煩(わずら)わしいという。また、英語の対訳を見ながら勉強するなら、パソコンよりはiPhoneを帳面(ちょうめん;ノート)の横に置いたほうが便利だという。

 そう言われれば、そういうものなのかなという気もする。

 iPhoneなどでインターネットに接続するのは発展途上国に多く見られるという。iPhoneなどが「貧者(ひんじゃ)のインターネット」と呼ばれる所以(ゆえん)である。インターネット回線などの社会基盤infrastructure(通称:インフラ)が整っていないところでは、iPhoneなどでインターネットを利用する。電話回線が整っていない国々では、固定電話よりも携帯電話の普及率が高いのと同様である。

 そうすると、このブログへのアクセスの3分の1が携帯電話系からというのは、日本のような高度先進国(こうどせんしんこく)からすると異常値であると考えられなくもない。

 私の場合住まいと仕事場が徒歩2分しか離れていない。iPhoneもiPadもiPodも必要としないわけだ。今の携帯電話も、所謂(いわゆる)ガラケー(「ガラパゴス=携帯電話」の略;「ガラクタの携帯電話」の略ではない)どころか、それ以前のものである。そういうことだから、3分の1が携帯電話系からの接続というのは不思議に思った。自分の感覚では、多すぎるのだ。

 はたと気がついた。首都圏を中心に、日本は通勤・通学時間が長すぎるのだ。電車やバスの中から接続していると考えれば、合点(がてん)がいく。やっと、納得(なっとく)した。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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