2013年9月4日水曜日

鉄道時計をズボンのポケットに入れたまま洗濯したら壊れた。とほほ。

鉄道時計というものがある。懐中時計の一種である。鉄道に関わる運転手や車掌のためのものである。視認性がよく、日付や曜日などの不要なものがついていない。防水にもなっていない。鉄道のためだけというストイックな姿勢がすごい。

隨分(ずいぶん)と昔に、セイコーの鉄道時計を買った。日本の鉄道とともに育ったものだ。日本の鉄道会社の標準装備品である。

風防素材にはカーブアクリルガラスを使用している。サファイアクリスタル=ガラスを使って高級感を出せばよいのと思ったが、鉄道時計は、万が一、事故になった場合にガラスの破片でさらなる傷を使用者に与えないようにと、アクリルガラスを使用しているという。また、ほかの素材よりも光の抜けがよく、軽くなるからでもあるらしい。

若いときのあるとき、突然、金属アレルギーになった。そこで、ナイロンのバンドの腕時計にしてみたが、今度は、オートバイを運転していると、腕とバンドの間に排気ガスの混じったものが付着し、皮膚がかぶれた。

そうした理由から、懐中時計を買うことにした。そして、鉄道オタクでも時計オタクでもないのに、気に入ったのが、セイコーの鉄道時計だった。

25年以上、愛用していた。

ところが、先日、酔っ払ったまま、洗濯したら、ズボンのポケットから鉄道時計を取り出すのを忘れ、一緒に洗濯してしまった。

それでも、動いていたので、暫(しばら)くすれば、中に入った水分が抜けるだろうから、大丈夫なんじゃないかなと考えたが、甘い見通しだった。

昨日の朝、針は動きを止(と)めた。

西武池袋線江古田駅の南口にある時計屋さんに持ち込んだ。時計屋さんは、いろいろと調べて、中の部品が錆びていると言った。

なんとか修理できませんかと訊(たず)ねたところ、中の機械が20年くらい前に替わったとのことで、修理は不可能だという。

新しく買うしかないのか。



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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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