2014年4月14日月曜日

第2外国語の効果的な勉強法

第2外国語の効果的な勉強法について述べる。

難関大学では、中堅上位とされる大学と較べて、文法事項が5倍くらいの速度で、ひとつの文法事項について登場する単語や熟語も5倍くらいで、概(おおむ)ね25倍の速度で進行する。そのくらいの速度でないと、大学1年生の12月に原書購読(げんしょこうどく)ができない。

まず、当該(とうがい)の第2外国語の文法を解説してある英語の文献を買って、勉強する。

フランス語だと、代名詞の位置が英語とちがっていたり、ドイツ語だと、「枠構造(わくこうぞう)」というのがあるが、それでも、日本語の文法書で勉強するよりは、語順が近いので、きわめて迅速に学習できる。

その上で、比較的直訳の英訳を探し出し、原書とともに購入する。そして、両方の文章を並べて、只管(ひたすら)、読み込む。

以上の方法で、大学4年間で、私はフランス語をそれなりに習得し、ドイツ語では、哲学などの文献に限られるが、比較的短期間でかなり読みこなせるようになった。フランス語の成績は、1つを除いて、すべて「A評定(90点から100点)」だった。

但(ただ)し、この方法論の欠点は、英語の語彙(ごい)が少なくとも2万語、できれば3万5千語くらい必要だということである。

ちなみに、難関大学に合格するのに必要な英語の語彙(ごい)は、1万2千語くらいとされる。

ほとんどの大学生には、役に立たない方法論でした。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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