2014年4月23日水曜日

スポーツ選手と楽器の演奏のできる人は、本気を出せば、成績の伸びがすごくよい理由に、もうひとつの要素があった。

スポーツ選手と楽器の演奏ができる人は、本気を出せば、学力が無闇(むやみ)に上昇する。

今までは、つぎのように考えていた。以前にも認(したた)めたものである。

スポーツ選手は体力があるから、長時間、勉強できる。

夏休みなどの長期休暇(ちょうききゅうか)で、1日あたり、13時間は勉強できる人間と、6時間くらいでへこたれる人間とでは、学力に差がつくのは当然であろう。

つぎに、学力の伸びと楽器演奏との相関関係については、数学を理解する脳の部分と、音楽を理解する脳の部分は隣(となり)合っているから、楽器の演奏ができるということは、潜在的(せんざいてき)には数理感覚(すうりかんかく)が備わっているはずである。

こうした点から、楽器演奏ができる人間は、学力が伸びやすいと思っている。

当校には、音楽大学出身の社会人の生徒がいるのだが、彼によれば、楽器演奏はけっこう体力がいるという。

となれば、潜在的(せんざいてき)とはいえ、数理感覚に優(すぐ)れ、楽器演奏に必要な体力が備わっているということになり、それで、楽器の演奏ができる人間は学力の伸びが高いということになる。

しかしながら、もうひとつの要因があるようだ。

早稲田大学スポーツ科学科の大学院で、社会人修士課程1年制を担当している教授が、つぎのような意味のことを述(の)べていた。

スポーツをしていた人は、同じことを繰り返すことに慣れているから、たいへん伸びる、と。

このことには気づかなかった。

同様に、楽器の演奏ができる者も、反復練習(はんぷくれんしゅう)をしているから、ちゃんとできるようになるまで、繰(く)り返すことは苦痛ではないだろう。

そういえば、学力の低い生徒には、同じ学習プリントを3回から5回は繰り返したほうがよいと指示したけれども、どうしても、やりたがらなかったのがいた。

それでも、偏差値64の高等学校には合格した。

当校では、真面目(まじめ)にやらなくても成績が上がる学習用プリントを当校では作成しているからである。彼がこちらの指示に従っていれば、偏差値70以上の高等学校には進学できたと考えている。

どうして、スポーツ選手と楽器演奏者は繰り返し練習することが苦ではないことに気づかなかったのかというと、できないことをできるようになるまで繰り返すのは「当たり前」だと思っていたからである。

今まで、こうしたことに気づかなかった不明(ふめい)を恥(は)じている。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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