2013年3月30日土曜日

自転車泥棒を見分ける警察官の基準のひとつ

 サドルの高さが合っていない、これである。

 少しくらい合っていなくでもいいが、極端におかしい場合は、ものすごく怪(あや)しいそうである。

 知り合いが廉(やす)いママチャリに乗っていた。ホームセンターで売っている9,800円だか、6,800円だかの代物(しろもの)である。その自転車は、サドルをちょうどよい高さにして、力一杯(ちからいっぱい)締(し)め上げても、ちょっとずつ下(さ)がってゆく。ある程度まで下がると、彼はサドルの高さを調節する。

 うちの近所だと、千川通りと環状7号線の交差するところで、環状7号線の高架下の千川通りの歩道で警察官が盗難自転車の検問を午前3時までしていることがある。

 ライトを点灯しているのに停(と)められるときと、停められないときがあったという。停められたときはいつも、サドルの位置が下がっているときだったそうだ。

 ある機会(きかい)に、警察官に質問してみたところ、それも基準のひとつだが、経験を積むとなんとなく雰囲気でわかるようにもなるという。

 私自身、警察官に停められそうになったことがあった。明らかに新人と思われる警察官が停めようとして、隣にいたベテラン警察官がそれを制止した。ベテランだと、怪しくないということがわかるわけだ。

 それでも、1度、停められたことがあった。その警察官に、「この種類の自転車で、この恰好(かっこう)だと、普通は(自転車泥棒は)疑われませんよ。……あ、この4月から警察官になったばかりでしょ?」と訊(き)いてみたら、去年の4月からだという。

 おかしいなあ。1年以上の経験があれば、停めるはずはないし、警視庁で採用される警察官は、周辺の千葉県警察・埼玉県警察・神奈川県警察の警察官よりも採用試験の成績は高い、つまり学力水準が高いのだから、そこまで学習能力が低いというのは考えづらいと思いながら、自宅マンションに向かっていた。はたと気づいた。あの警察官は、警察学校の10か月も入れて答えていたにちがいない。

 ところで、警視庁は不祥事(ふしょうじ)の発生件数が周辺の県警察よりも多いが、それは警察官数が多いからであって、警察官の人数当たりの不祥事発生件数は、周辺の県警察のほうが高い。その理由を学力差で説明する者もいる。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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