2012年12月10日月曜日

「丹陽(タンヤン)」(元・雪風)の動画がないか調べてみた。

駆逐艦雪風は、第2次世界大戦で活躍した駆逐艦である。太平洋戦線が生じた際に、現役として稼働中であり、かつ、大戦終結時にもほぼ無傷であったのは、この駆逐艦雪風と戦艦長門の2艦だけであったことから「奇跡の駆逐艦」「奇跡の幸運艦」などと呼ばれている。

本物の雪風の動画がなかったので、もしかすると、戦後、台湾(中華民国)に移譲されて、旗艦・丹陽(タンヤン)として活躍した動画がなかろうかと考えた。そこで、「丹陽」で検索してみたが、関係のものばかり出てきた。

つぎに「陽字號驅逐艦(陽字号駆逐艦)」や「陽字型驅逐艦」などで動画検索にかけてみた。なお、「陽字號驅逐艦(陽字号駆逐艦)」や「陽字型驅逐艦」というのは、「『陽(ヤン)』の字の入った駆逐艦」くらいの意味らしい。英語だとYang-class Destroyerとなり、日本的な表現だと、「陽(ヤン)級駆逐艦」となるだろう。

動画では、0分11秒あたりに「老陽」の文字が出てくるが、これは「退役あるいは引退した陽字号駆逐艦」くらいの意味らしい。

0分53秒あたりに3艦が映るが、どの艦艇かわからない。

丹陽(雪風)が登場するのは1分38秒あたりである。ただし、写真だけである。

駆逐艦が艦砲射撃をする場面が2分8秒あたりにあるのだが、これがどの艦艇なのかがわからない。「在四十年代的台海戦役中」とあるので、台湾の暦(こよみ)の40年代だから、1951年から1960年のできごとであろう。

ということは、丹陽・信陽・洛陽・漢陽・咸陽・南陽のどれかではあると思うのだけれど、軍事オタクではないので、艦影から判断することができない。

以下に、雪風・丹陽・動画の2分8秒あたりの画像・「台海老兵」という動画を並べる。





















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早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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