2012年12月21日金曜日

「富士山の見えるところに美人なし」について

「富士山の見えるところに美人なし」という俚諺(りげん)ある。俚諺というのは、まあ、緩(ゆる)い諺(ことわざ)のようなものである。

 この俚諺(りげん)を実際に検証しようとした事例がある。

 各地の河川などのpH(ペーハー、水素イオン指数;最近中学校などではピーエッチと読む)が、肌(はだ)に適した値であるところでは、富士山が見えないそうである。

 富士山が見えないからといって、河川などの水質が肌(はだ)に適しているとはかぎらない。四国、中国地方に美人が多いとは耳にしない。

 富士山が見えない雪国の場合には、雪が降り積もるので、冬場の関東平野とちがって、湿度が高く、そのせいで肌が綺麗になるという要素もあるらしい。関東平野の女性は乾いた空気のせいで、曾(かつ)ては、肌ががさがさになっていたようである。

 博多美人ということばがあるが、博多は中国商人などが訪れており、ハーフやクオーターが多く、異国情緒的な美があったようだ。

 また、秋田美人についても、北前船の西廻り航路の寄港地で、日本各地の様々な遺伝子を吸収して、一種の混血化しているのかもしれない。もっとも、北前船の寄港地で、美人が多いとされないところは、たぶん、河川のpH(ペーハー)が適していないのかもしれない。

 ちなみに、私は和歌山県の出身なんだが、和歌山県には富士山が見える最遠地がある。リンクを貼っておこう。

富士山が見える最遠の地

 和歌山から年に3日くらいは富士山が見える。
 美人はいない。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

人気の投稿

pageTacker

フォロワー

StatCounter

ashi@