2012年12月18日火曜日

「笑っていいとも!」の観客のテンションが異常に高い理由

 視聴率が悪くて、平日の正午から放送されているフジテレビの「笑っていいとも!」が廃止になるだろうという憶測(おくそく)が流れている。

 それはともかく、「笑っていいとも!」の観客の盛り上がり方は異常である。これは、東京都内の住民の一般的な感覚であるようだ。

 では、なぜ、観客席の女性たちは、あれほどまでに盛り上がるのであろうか?

 観客席にいるのは、田舎(いなか)の高卒OL(高卒事務員)が大半であるそうだ。

 高卒OLのだれかが、「笑っていいとも!」の観覧希望(かんらんきぼう)のはがき(たとえば、3名分のもの)を出して、当選する。同じ職場の高卒OLふたりを誘い、本人ならびにそのふたりも、有給休暇(ゆうきゅうきゅうか)をとって、上京する。そして、「笑っていいとも!」を観覧(かんらん)する。同時に、その前後に、東京ディズニー=ランドや渋谷・原宿・秋葉原あたりも訪問する。

「笑っていいとも!」の観覧者(かんらんしゃ)は、そうした人々で構成されているそうである。鬱屈(うっくつ)した生活の中に訪れる数少ない「ハレ」の場ということらしい。

 むしろ、哀(かな)しい光景に見える。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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