2013年6月3日月曜日

「アングロ=サクソン」ということばを使うやつは知識人ではない。

 以前から強く感じているのだが、アメリカ合衆国や英国の行動パターンを説明する際に、「アングロ=サクソンAnglo-Saxons」を鍵(かぎ)となることばとして説明する場合が多く見られるが、英国人には、アングロ=サクソン人としての自覚はほとんどない。それに、ブリトン人やデーン人やノルマン人の血統もある。

 そもそも、サクソン人がイングランドを支配していたのは、1066年のノルマン征服Norman Conquestまでで、その後の支配層は北部フランス出身のノルマン人であった(もっとも、現王室はドイツ系だが)。

 また、現代のアメリカ合衆国では、純粋なアングロ=サクソンは多くない。

 アメリカ合衆国や英国に関してアングロ=サクソンをキー=ワードにして語る輩(やから)は、決して知識人とは言えない。ただの勉強不足である。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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