2013年6月24日月曜日

世界レベルで考えると、日本のサッカー=ファンは、異常なまでにフォーメーション理論が好きだが……。

 世界的に見て、日本のア式蹴球ファン(サッカー=ファン)は異常なまでにフォーメーション論が好きである。私自身、フォーメーション理論は嫌いではない。

 Bristol City Football Clubという、昔の言い方でいうと、2部リーグから4部リーグを行き来するクラブが好きなので、若いころには、高田馬場にある洋書店で、イングランドのサッカー誌を買って読んでいたことがある。その時の印象からすると、日本のサッカー誌はむやみにフォーメーション理論が多いような気がする。

 20年くらい前にJリーグが始まった。そのとき、サッカー誌がたくさん創刊された。編集長としては、ライターが足りなくて、困った。記事が埋まらない。それで、サッカーに関心のないライターまで起用した。

 かなりのライターは外国語ができる。文章で生活費を稼ぐのだから、それくらいは当然である。しかし、外国語の資料を読んでも、Jリーグの試合内容に関する文献はない。当たり前だ。

 もちろん、ヨーロッパのサッカーの記事は、外国語の資料を元に適当に書けた。しかし、Jリーグを主体とする場合、Jリーグ主体の記事でサッカー誌を埋めなくてはならない。

 ところが、サッカーには、本来、関心がなかったライターが記事を書かねばならない。外国語の資料・文献で記事が書けない。20年前には、Jリーグを詳細に分析した資料なんてものはなかったのだ。あの選手は足首の関節がものすごく柔らかいから、ああいう蹴りができるのだなんてことが書けるわけがない。

 そこで、記事を埋めるために、フォーメーションについての話を記事にした。これなら、外国語の文献を読んで、それを適当に記事が書ける。日本のサッカー誌は、フォーメーション理論に関する記事が多くなった。

 こうしたことから、日本人の熱烈なサッカーファンは、世界的レベルで考えると、異常なまでにフォーメーション理論に詳しくなったのだろう。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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