2013年6月4日火曜日

ダイソンの掃除機の吸引力が落ちない理由がわかった。

 ダイソンDysonのサイクロン式掃除機は吸引力が落ちないと宣伝している。貰(もら)い物のダイソンの掃除機を使っているが、確かに、吸引力は落ちない。

 ところが、知り合いの自宅で、ある日本のメーカーの掃除機を使っているのを見て、ふと気がついた。

 吸引力が落ちないのではなく、初めからいくぶん小さめの吸引力なのだ、と。サイクロン式である以上、避けられないことなのかどうかは、わからない。

 もちろん、小さめの吸引力とはいえ、その吸引力が低下しないのは、立派な点ではある。それに、紙パック式とちがって、余計な経費がかからないで済むのは、吸引力よりも、大きな魅力だ。

 ところで、ダイソンのサイクロン式掃除機が売れると、三菱電機は即座にサイクロン式掃除機を販売した。サイクロン式の「風神(ふうじん)」である。三菱電機は、もともと、「風神」という名称の掃除機を販売していたから、気合が入っているのが見て取れる。

 サイクロン式風神の投入が、あまりに早かったので、サイクロン式掃除機を製造することができたのに、交換用紙パックで儲(もう)けるために、敢(あ)えて投入しないでいたのではないかと疑っている。特許などを調べていないから、下衆(げす)の勘繰(かんぐ)りにすぎないかもしれないが。

 とはいえ、実際のところ、英国のフーヴァー社Hooverは、ダイソンのサイクロン式掃除機が英国の市場に投入されないようにするためだけに、ダイソンのライセンスを取得しようとしたくらいである。この点からすると、交換用紙パックの儲(もう)けは看過(かんか)できないものなのはまちがいないだろう。



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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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